Googleのデリバリーサービス「 Google Express」が生鮮食品も扱いだした

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Google Express

<ピックアップ>Google to begin delivering fresh groceries later this year

UberやAmazonも参入しはじめてきたフードデリバリーサービスですが、すでにGoogleは2014年から参入しています。

もともと即日宅配サービスのGoogle Shoping Expressと名付けられたサービスはGoogle Expressと改名し、有料会費でサービスを提供しています。すでにインディアナ州やイリノイ州、ミシガン州など複数の地域に対応しています。サービスのパートナーとして、Whole FoodsやCostco、Office Depotなど複数の企業と提携し、これらのお店の商品をデリバリーできます。すでに1000万人近くをカバーしており、少しづつ対象地域を拡大しています。

今回、生鮮食品系も対応することとなったことで、それまでの日用品以外の商品もカバーすることになりそうで、ここまで培ってきた即日配達、翌日配達の効果がでてきている証拠といえます。Googleが宅配ビジネスをやる、とはじめ聞いたときには大丈夫だろうか、と心配しましたが、市場全体もUberやAmazonも本格参入し、アメリカ全土でいままさに盛り上がりを見せている市場であり、ユーザニーズがあるものをいかにして先んじて取り組むかといった課題に即座に対応したものといえます。

Uberは、近隣のレストランと提携してレストランの食事をデリバリーし、Amazonも地域のレストランや小売店のサービスを安価に提供するAmazon localなどを提供しており、それぞれのサービスの特色が今後際立ってくる可能性があります。どのデリバリーサービスが先に頭ひとつ抜き出るのでしょうか。

via The Verge

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