スタートアップが新たな市場に進出する際、CEOがその場にいるべき4つの理由

Chen Levanon氏はモバイルパフォーマンスネットワークClicksMobのCEOである。イスラエルのテルアビブを拠点としている。

 via Flickr by “A Health Blog“. Licensed under CC BY-SA 2.0.
via Flickr by “Trevor Wright“. Licensed under CC BY-SA 2.0.

スタートアップのCEOであり、2歳未満の2人の子供を持つ母親である私は、テック業界の人口統計的に言えばすでに標準から外れている。さらに、私は最近サンフランシスコに新たに開設するオフィスを目にするため、まだ若い家族とともに7000マイルも移動するという普通ではない行動をとった。

新たなオフィスを初めての都市、州、あるいは国で設立するには、費用や採用、主要インフラに関する決断、そしてその他多くの作業が伴う。時にはそれらを外国語で行うこともある。あなたはCEOとして、新たに人を雇ったり、社員を派遣することができる。だが、個人的にはベストなタイミングではなかったとしても、あなた自身が動くべき理由がいくつかある。その4つの理由を説明したい。

1. 企業文化

企業文化は現代の職場では中核をなす要素であり、たくさんの企業が献身的に彼ら自身の企業文化を育んでいる。したがって、新しいオフィスができるときには、全く新しい独自の文化を作るのではなく、すでにある企業文化をベースに拡張した文化を作るべきだという主張は自然なものだ。

町、州、または国をまたいで広範囲にオフィスが広がっている場合、散らばっている社員が絆もしくは同じ文化を共有していると感じられるよう努力すべきだ。そのような環境においては、ある社員が複数の部署を訪れた際、それぞれの場所で似たような経験をできることであろう。これを実現する最善の方法は、献身的なCEOがリーダーシップを発揮することだ。ここで言う献身的なCEOとは、企業文化が他の誰よりも自然に身についている人物のことである。

2. 採用

企業文化は社員から始まる。そしてCEOが採用の過程に関わるのは、新しいチームメンバーを確実に会社精神・気風にマッチさせるためにできるベストな方法だ。世界各地のオフィスの顔となる人物をまったく新しいチームに託すのはリスクが大きく、CEOが採用を監督することによって、新しい社員と会社のブランドの価値を担保することができる。

初日からCEOがオフィスにいれば、CEOがスタッフを育てることができる。そして職場が自律的に稼働するレベルに達した段階になれば、上層部の適切な人員再配置を行い、CEOが現場から離れられる時を迎えられるのだ。

3. 新顧客に直接会う

新しいオフィスの開設で肝心なのは、地域の顧客により良いサービスを提供し、新規の顧客を引きつけることだ。したがって、新しいオフィスは顧客との関係を大事にしていることをアピールすることが極めて重要だ。そのために、顧客に「CEOと直接話す時間」を与えるのは、とりわけ新しいオフィスに関して言えば、関係や信用を築く上で非常に有益である。

4.業務の効率化

新しいオフィスを開設する際、本社と時差が相当ある場合には、新オフィスにはCEOがいることで、日々の業務はより効率の良いものとなるだろう。顧客や同僚、国際的企業の課長クラスとのコミュニケーションが必要な職を持つものなら誰でも、翌日まで世界中の返答や承認を待たなければならないフラストレーションを十分承知している。そしてこれこそが、全く新しいチームで効率的に新オフィスを立ち上げようと取り組んでいる場合、さらに複数の新規の顧客を抱えての場合にはなおさら、業務をペースダウンさせている。

もし既存のオフィスが強力な経営陣とともに残されているなら、適切なシステムが機能しているはずなので、新たなオフィスと同じほど頻繁にはCEOレベルの承認は必要とされない。

以上の理由から、国際的に企業拡大を目指すCEOは移転プロセスに自ら積極的に関わることを検討するべきだ。さまざまな実用的な利点は別にしても、新しい顧客に対して新オフィスの重要な役割を示すことで得られる信用力は決して過小評価できないはずだ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
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