用途によってモジュールを自由に交換することが出来るスマートウォッチ「BLOCKS」が開発されている。クラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集したところ、目標額となる25万ドルを大幅に超える150万ドル以上の調達に成功している。
「BLOCKS」は、バンド部分がモジュールの組み合わせで構成されているスマートウォッチ。ライフスタイルに合わせて構築することができる。バッテリーが不足してきたらバッテリーモジュールに交換することで充電したり、ジムへ行く前に心拍数センサーモジュールに交換したりといったことが可能とのこと。なお、本体が起動中でも付け替えが可能で再起動も不要となっている。
モジュールは予備バッテリー、心拍数センサー、GPS、NFC、温度/気圧計がまず用意され、その後SIMカード、指紋センサー、LED、プログラムボタンが追加購入可能だ。その他にも空気測定、カメラ、フラッシュメモリ、ストレスレベル、体温計など提供される予定とのこと。クアルコムやAT&Tなどのパートナーと協力しモジュールを開発しているという。
継続的に新しいモジュールをリリースするため新しい機能が利用可能となり、新機能のためにスマートウォッチを買い替えるといった行為も不要だとしている。
ディスプレイにはゴリラガラスを採用。有機ELのタッチスクリーンとなっている。1.5日利用可能なバッテリーを搭載し、本体カラーは4色から選択することが出来る。iOSとAndroidに対応しており、専用アプリも用意されるとのこと。
現在、公式サイトで予約を受付中だ。4つのモジュール込みで295ドル(プラス送料)。2016年6月発送予定となっている。
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