楽天グループのベンチャーキャピタルであるRakuten Venturesが、日本国内において運用資産額100億円のベンチャー・キャピタル・ファンド「Rakuten Ventures Japan Fund」の運用を開始した。
同ファンドは、マネージング・パートナーであるSaeMin Ahn(サエミン・アン)氏のもと、Hogil Doh(ホーギル・ドー)氏がインベストメント・マネージャーとして運用する。
Rakuten Venturesは、2013年からシンガポールを拠点に活動しているコーポレートベンチャーキャピタル。東南アジアを対象とする1千万ドル規模のファンドの運用からスタートしている。
2014年には、アジア太平洋地域、イスラエル、米国の企業を対象とした1億米ドル規模のグローバル・ファンドを組成。2015年11月には、金融テクノロジーを対象とした1億米ドルのフィンテックファンド「Rakuten FinTech Fund」も組成している。
今回設立した「Rakuten Ventures Japan Fund」は、アーリーステージやグロースステージにある、日本のスタートアップを中心に投資が行われる予定。投資対象となる企業には、楽天グループ内の既存の技術やプラットフォームの活用などによるサポートも提供される。
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