欧米を中心に新たな若者のストリートカルチャーとして注目を浴び、日本の若者の間に逆輸入された遊びが「けん玉」だ。
先日開催された「KDDI ∞ Labo第9期デモデイ」では、このけん玉のIoT化に着手しているチームが、会場の投票によるオーディエンス賞に選ばれた
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IoTけん玉「電玉」を開発するのは、au未来ハッカソンで出会った6人によるチーム。
既存のけん玉市場は20億円ほどだが、IoT化することにより、体感ゲーム市場127億円、ダーツ市場1,190億円などを取り込み、グローバルな市場展開を行うことで、これらの市場総和の5倍の市場規模をターゲットにしているという。
「電玉」は各部位にセンサーを搭載しており、けん玉の技を繰り出すことで相手に振動などの形でダメージを伝える対戦機能や、専用アプリで自身のスキルやステータスを見ながら練習する機能も搭載されている。
「電玉」は本日、Makuakeを通じてクラウドファンディングをスタート。先行販売を開始している。
先日のデモデイでの内容によれば、クラウドファンディング展開後の販路拡大のためau ショップでの店頭体験機会の提供も検討しているという。
電玉は今後、APIを公開して様々なデベロッパーがアプリを開発できる環境を整えていく予定だ。ストリートでけん玉を楽しむユーザにリーチすることができれば、あちこちで「電玉」のデバイスとアプリを使ってプレイするユーザを目にすることができるようになるかもしれない。
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