和製のiPad用手書きメモ「7notes」は高い精度で文字変換をサポートしてくれる

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

外国人記者クラブは東京で、株式会社metamojiが最近発表した7notesアプリについて簡単なプレゼンをすると伝えた。このアプリは手書きの文字を変換するもので、まだ発売されて間もないにもかかわらず、既に大きな反響を呼んでいる。

そのiPadバージョンは日本のApp Storeで月間人気アプリケーションの上位になるもので、現在は第5位である。iPhoneバージョンではApp Storeで一時期、人気第2位のアプリになっていた。新しく販売開始された英語バージョンでは21カ国でトップ10に入り、80カ国以上でダウンロードされている。

株式会社Metamojiはコンピュータと人による入力デバイスに大きなギャップがあることを指摘した。CEOの浮川氏はiPadが開発されたときにそのアプリケーションの変革に集中していくことにした。

ユーザーにとってiPadのキーボードソフトウェアは使用経験が少ないことを説明し、多くの人がテキスト入力には最適な方法ではないと感じていると話した。早く入力することは難しいのだ。それが理由でスマートフォンやタブレット向けアプリの研究子会社でこの7notesアプリを開発したのである。

手書き文字変換はある状況においてはとても使い勝手のいいもので、7notesアプリはうまくできているようだった。この日の午後、デモで見たものはとても早く変換でき、大変正確であった。ユーザーが変換の時間がないときも、書いたものを保存でき、時間ができてから「処理を後追い」で変換できるようになっている。

App Storeには(iPad | iPhone)用の無料バージョンがあるが、手書き変換機能は内蔵していない。ここで当然の質問であるが、変換機能のない無料アプリはどの製品なのか。その答えは予測エンジンにある。

ソフトキーボードで書くと、書き終えていない時点で、そこから連想された単語がいくつか表示され、ユーザーはその言葉をタップできる。つまり、単語をきちんと最後まで書く必要はないわけだ。

当然、有料版は特に使いやすくなっている。以前に入力したものを覚えるのである。以前に書いた文を書き始める場合は、クリックするだけで文全体を表示してくれる。

面白いことに、手書き入力はデジタルフォントのように操作でき、編集や改行、フォントサイズ、色、太字、下線などの機能を使用できる。また、テキストとイメージを合成でき、書いてそれを共有するなどmetamoji社が「ソーシャルないたずら書き」と説明しているようなこともできる。

ユーザーは書いたものをTwitterやFacebook、Eメールで送信することができる。どんな走り書きができるアプリでもDropboxやEvernoteでメモを保存できるのである。

全体的に見て、このアプリは非常にクールで革新的な要素をいくつも持っているように思う。私が自分の仕事のあらゆる場面でこれを使う、というようなことは、今すぐにはないだろうが、このソフトはまったく新しいものである。

ユーザーからさらなるフィードバックを受ければ、著しく改善されたものを提供できるようにもなるだろう。現在、同社は中国語版の試作品に取り組んでいるとのことだ。そちらの動向からも目が離せない。

以下は当アプリのデモンストレーションを撮影したものである(予め断っておくと、ところどころブレがある)。もしご自身で 7notes を試してみたい方がおられたら、iTunes store をチェックしてみてはいかがだろうか。(iPad | iPhone

【via Penn Olson 】 @pennolson

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