東南アジア拠点のシードアクセラレーターEast Ventures Alphaがセッションを開始

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

East Ventures Alphaが親会社のEast Venturesからメンターを迎え、初めてのメンタリングセッションをおこなってまだ2日かしか経っていない。East Venturesのパートナーを務める4人のうちの3人がWillson Cuaca氏、衛藤バタラ氏、松山太河氏である。

まず、East Venturesの紹介とインドネシアとシンガポールのスタートアップに投資を始めることになった経緯が説明され、セッションの幕が開けた。その後、スタートアップが順番に自己紹介をし、作っているものやスタートアップ内の各メンバーの役割を説明した。

そして、Wilson氏はインドネシア初のインキュベーター/アクセラレーターに参加する機会があることが素晴らしいのは何故か、これらのスタートアップに力説した。Wilson氏はスタートアップに対し、これから100日の間にこのプロセスを経験し、スタートアップをエグジットさせたことのある、経験豊かなメンターに出会うことになると説明した。スタートアップはインキュベーション期間の終わりの「DemoDay」で、投資家にプレゼンを披露する。

East Venturesは以前には存在しなかったサポートシステムを構築することに貢献している。その意味で、プロジェクトはインキュベートされるスタートアップだけの問題ではなく、エコシステム全体に関係しているのだ。

Willson氏に続き、バタラ氏が日本のMixi時代を振り返って彼自身の話を紹介した。Mixiを始める前は求人情報サービスを提供する会社としてスタートし、バタラ氏は開発者を希望してそこに応募したのだった。

これらの話を聞き、スタートアップの彼らは最初にどのような印象を持ったのだろうか。 PromooteのBayu Raharjo氏の心に残ったことは…

「Mixiを始めて3ヶ月後の1万人から3年後の1000万人にまでユーザーを増やすまでの衛藤バタラ氏の話が印象的だった。バタラ氏はあの会社で働き始める前のすべての自分のプロジェクトの資金をつぎ込んでいました。自分達も同様にできるとすごく自信になったし、East Ventures Alphaの支援で成功できればと思う」

East Ventures Alphaの第一陣となる彼らからは、大変な意気込みと情熱が感じられた。Willson氏の言葉を借り、East Ventures Alphaファーストクラスといったほうがいいのかもしれない。(これはもちろん、映画X-メンが元ネタだ。)しかし、これらの会社はまだ発展途上であり、やるべきことが山積みである。特に売り込み方の面でそういえる。数カ月後の「East Ventures Alpha Demo Day」に参加してこれらのスタートアップの成長した姿をみてほしい。

訳注「X-メン ファーストクラス」という映画があります。

【via Penn Olson 】 @pennolson


著者紹介:ジョシュア・ケヴィン

テック・スタートアップ、アントレプレナーシップ、ソーシャルメディアに関心が深い。インドネシアのスタートアップ・コミュニティ「StartupLocal」に所属し、イーストベンチャーズのアソシエイトも務める。ジャカルタの私立ビナ・ヌサンタラ大学の2年生で、若者起業にあこがれている。

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