買取相場の可視化に向けてーー買取価格比較サービス「ヒカカク!」が中古車買取サイト「Goo買取」と連携

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買取価格比較サービス「ヒカカク!」を運営するジラフが中古車買取サイト「Goo買取」のプロトと業務提携を発表した。

ジラフは代表取締役の麻生輝明氏が、学生時代にヒカカクとして創業。その後、2015年4月に株式会社ジラフに組織変更。シードラウンドではEastVentures、TLM、ペロリの有川 鴻哉氏より1300万円を資金調達し、シリーズAラウンドでEast Ventures、TLM、個人投資家らから約4000万円の資金調達を実施している。

同社が運営する買取価格比較サービス「ヒカカク!」は、スマホ、家電、古本、腕時計、バイクなど、様々なカテゴリの買取価格を比較できるサイトだ。買取価格を比較した後に、そのまま業者に見積もりの依頼ができるようになっている。

ガジェット類から始まり、取扱カテゴリを拡大してきた同社が次に狙うのは、より広いモノの買取価格比較を可能にすること。今年の5月には、「バイク比較.com」のインターファームとバイク買取領域で業務提携を発表し、今回中古車買取サイト「Goo買取」と業務提携を発表した。

自動車のようなものの相場価格をジラフだけで把握していくことは時間がかかる。スピードを落とさずにサービスを拡大していくために同社は他社と連携する道を選んだ。「ヒカカク!」というモノを売るためのプラットフォーム上に、「Goo買取」から提供された自動車の相場価格情報が掲載されていく。

先日、マネーフォワードとネクストが連携し、マンションの市場価格がわかるようにする機能の提供を開始している。データを集めているサービスとプラットフォームとの連携は相性が良さそうだ。

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ジラフも今後様々な領域で他社と組んでいくことで、「ヒカカク!」で取り扱える商品の範囲を広げようとしている。

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今回、提携したことにより「ヒカカク!」で自動車の買取価格比較が可能になった。自動車など、C2Cのフリマアプリ等も狙っている高単価の市場でもある。高単価のモノを売るとなれば、まずどれくらいの金額で売れるのかを調べたくなるだろう。

これまで買取価格の比較を可能にしてきた領域に加えて、さらに幅広い市場でも買取価格を可視化していくことで、ユーザが何かを売るとなったらまず「ヒカカク!」に相場価格を見に来るようにしていきたいと麻生氏は考えているという。

麻生氏「現在、取り扱っている商品カテゴリは男性向けのものが中心となっていますが、ラグジュアリーな男性をターゲットにその人が持つ色々なモノを「ヒカカク!」で売ってもらえたらと思っています。これまで商品ごとに特化したサイトはありましたが、ユーザの属性で特化したサイトはなかったのではないでしょうか」

「ヒカカク!」が今後増やしていきたいと考えているのは、ユーザからのレビューだ。ユーザが自由に書いたレビューを集め、ユーザが買い取りの際に参考になるプラットフォームとなっていくことを目指している。レビューを投稿するインセンティブの設計がハードルとなっているようだが、取り組んでいきたいテーマだと麻生氏は語る。

ユーザのレビュー以外には、買い取りの実績コンテンツや販売が寄付につながるような仕組みづくりなど、様々な打ち手を用意しているという。

現時点で、大きな可能性を感じさせるサービスだが、「ヒカカク!」はこの先見据えている未来が面白い。「買った瞬間からモノは買い取りの潜在的な対象となる」と麻生氏は言う。

麻生氏「ユーザに商品を登録してもらうことができれば、ユーザが所持しているモノの現在の相場価格を教えることができると思います。買い替えのタイミングが近づいた際に、「そろそろ買い取りしてもらって、新しいものを買ったほうがいいよ」なんてことを伝えることもできるんじゃないかと」

自分が所持しているものの市場価格がわかれば、売り買いも活発になるはずだ。「ヒカカク!」は、ユーザがより賢く買い物をしていくことをサポートしてくれるプラットフォームへと進化していくのではないだろうか。

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