HRプラットフォームのjinjerが労務管理機能「jinjer労務」をリリース

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jinjer

ネオキャリアが開発する人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォーム「jinjer」が、「採用管理」「勤怠管理」につづいて、「労務管理」の機能「jinjer労務」をリリースした。

労務管理といえば、数々のスタートアップピッチで優勝を飾っている「SmartHR」と同じ領域だ。「jinjer労務」も、従業員の入退社における書類の作成や、社会保険の加入手続きなど、煩雑な作業をweb上で簡単に行うことができる。

総務省が提供している電子政府(e-Gov)の外部連携APIと連携していることで、従業員の入退社時に必要な社会保険の加入による煩雑な書類の手続き等もweb上から行うことができるようになっている。

「SmartHR」と最も異なるのは、「jinjer」が他の領域もカバーしているサービスという点だろう。今年の1月より順次提供を開始している「採用管理」「勤怠管理」の機能では、導入社数が1000社を突破しているという。

「jinjer労務」の利用料は社員1人当たり200円となっており、「jinjer勤怠」導入企業は無料提供となっている。機能間でのユーザのやりとりや無料での提供という点に、「jinjer労務」のアドバンテージがありそうだ。

一方の、「SmartHR」は改善速度や細かなカスタマーサポートにも定評がある。特化しているがゆえの強みと、横断的に提供しているがゆえの強み。どちらがユーザに支持されるのか、注視したい。

ネオキャリアが人事領域のデータマネジメントプラットフォーム「jinjer」を発表、従業員のマスターデータ作成を目指す

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