インドネシアの新進気鋭ファッションコマースアプリ「LYKE」、ドイツVCなどからシリーズAラウンドで約400万ドルを調達

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ファッション・ビューティーアプリ「LYKE」は今日(原文掲載日:8月29日)、ドイツの VC ファンド Holtzbrinck Ventures がリードするシリーズAラウンドで、400万ドル近い金額を調達した。Holtzbrinck Ventures は現在、東南アジア市場に参入しようとしている VC だ。シンガポールを拠点とする APACIG (Asia Pacific Internet Group:ドイツの Rocket Internet とカタールの通信会社 Ooredoo が共同出資)も、このラウンドに「重要な貢献」をもって参加したとのことだ。

e27 とのインタビューで、LYKE の創業者で CEO の Bastian Purer 氏は、調達した資金を製品開発に使う計画であると語った。

LYKE を Instagram Shopping など他のアプリと比べれば、いかに速く軽く動くかがわかります。このユーザエクスペリエンスが、我々のフォーカスです。

投資家らは、東南アジアのモバイルコースに、非常に強力なビジネス機会があると信じてくれています。我々は非常に強いチームで、特に技術チームは強く、それゆえ、投資家たちは出資をしてくれました。

Purrer 氏は、アプリ上のすべての販売者に配達時着払ができる機能に注力し、チームを20人にまで拡大するとも語った。

速くてファッショナブル

2016年2月にローンチした LYKE は、ユーザがさまざまなファッションEコマースサイトから商品を発見し購入できるワンストップアプリだ。ユーザが自分の好きなショップやブランドをフォローできる、パーソナライズサービスも提供している。該当ショップやブランドに商品の新着や割引があったときには、ユーザはプッシュ通知で知らされる。ローンチからの6ヶ月で、LYKE のダウンロード数は既に100万件を超え、毎月の注文数は3万件に上るという。

同社は最近、アプリからデスクトップ的な(モバイルでの利用には適さない)チェックアウト時のメール登録を無くした。Purrer 氏によれば、これによりショッピングの時間を10分間から30秒にまで短縮できるようになったという。

Purrer 氏は LYKE の強みを、アプリのスピードが速く、効率的で、顧客の信頼を築けたことにあると語る。

信頼を得ることは大きな課題です。信頼があるからこそ、商品が顧客の手元に届くまで、顧客が販売主に支払うお金を、我々はいつも預かることができているのです。

提携関係も重要だと彼は語った。最近、LYKE は取扱ファッションストアのリストに、Sociolla、Berrybenka、HijUp、MatahariMall を追加した。

激しい競争

インドネシアのファッションコマース業界での非常に激しい競争について、Purrer 氏は次のように語った。

Eコマースの将来は、明らかにモバイルです。誰もが、そして、特にファッションコマースに関心のある人たちは、その傾向が強い。彼らはいつも LINE など、スマートフォンを使っています。

インドネシアのファッション市場の強みは分野によって多様化されていることにあり、このような市場で LYKE はうまくいくと思っています。

【via e27】 @E27co

【原文】

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