インドネシアのマーケットプレイス最大手Tokopedia、 ソフトバンクなどから新たに10億米ドルを調達【報道】

SHARE:
Image credit: Tokopedia

インドネシアのオンラインマーケットプレイス「Tokopedia」は、ソフトバンクなどビッグネームの毀損投資家から10億米ドルを調達すると報道されてから、新たな記録を出した。Bloomberg はプライベートな情報源による話として、このラウンド後の Tokopedia のバリュエーションが約70億米ドルに逹していると伝えた。今回の出資がソフトバンクグループからのものか、ソフトバンク・ビジョン・ファンドからのものかは明らかになっていない(ソフトバンクビジョン・ファンドは、Tokopedia にとって最も直近の投資家である)。

Tokopedia は、インドネシアが経験したスマートフォン普及に勝機を得、また、オンラインショッピングの信頼性を高めたことで成功を手にした。2009年に William Tanuwijaya 氏が共同設立した Tokopedia は、Alibaba Group 傘下の Lazada や Bukalapak と競合している。Bukalapak は最近、シンガポールの Sea から資金を調達した。

ソフトバンクと Tokopedia は現在までに、このニュースへのコメントを避けている。

マーケットリサーチ会社 iPrice Group のデータによれば、Tokopedia は今年第3四半期にはナンバーワンの地位にあり、Bukalapak、Shopee、Lazada が後に続いた。ソフトバンク創業者の孫正義氏に対する Tokopedia の Tanuwijaya 氏の精神的なつながりから、Tanuwijaya 氏が2014年に孫氏との初めて出会った際には、それが Tokopedia にとってのターニングポイントになったとしてニュースになった。それは Tanuwijaya 氏が資金調達に向け、自身のアイデアの11回目のピッチを失敗した直後のことだった。

孫正義氏がそこにいた。彼は私に将来考えていることを尋ね、過去については意に介さなかった。(Tanuwijaya 氏)

<関連記事>

【via e27】 @e27co

【原文】

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する