自動貯金アプリの「finbee(フィンビー)」、オンライン家計簿サービスの「Zaim」と連携——レシート撮影や手入力で自動おつり貯金等が可能に

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自動貯金サービス「finbee(フィンビー)」を運営するネストエッグと、オンライン家計簿サービス「Zaim」を運営する Zaim は26日、両社が業務提携しアプリ上での連携を始めたことを明らかにした。具体的には、ユーザが両サービスを利用している場合、Zaim 上でレシート撮影したり出金情報を手入力したりすると、finbee 上に設定された貯金ルールにより、自動で貯金が可能になる。

今回提供される機能は、Zaim に入力した支出に対して finbee で設定された金額(100円、500円、1,000円のいずれかから洗濯)で支払った場合におつりが貯金される「Zaim おつり貯金」と、Zaim に設定した予算と1ヶ月の支出金額の差分が貯金される「Zaim 空き枠貯金」の2種類。finbee は住信 SBI ネット銀行の銀行口座と連携できるので、おつり貯金・空き枠貯金をデビットカードでの支払にも利用可能だ。

Zaim のユーザは、日本国内を中心に650万人。一方、finbee のユーザ数は公開されていないが、ネストエッグ代表取締役社長の田村栄仁氏が TechCrunch Japan に先月語ったところでは、数万人規模とされている。サービス間のユーザ流入の貢献という観点では、圧倒的に Zaim → finbee という方向が大きいが、個人のお金の管理を簡便なものにし、無駄遣いを抑制するというコンセプトは両アプリに共通しており、その親和性の高さが今回の提携・連携につながったと考えられる。

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finbee の Zaim 連携メニュー
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