
Image Credit: Google
Googleアシスタントは近い将来、一つのコマンドで複雑なタスクをこなせるようになり、30言語以上を話すようになり、ユーザーは二つ以上の言語でも操作できるようになる予定だ。このニュースは、スペインのバルセロナで本日スタートする予定のMobile World Congressが開始する数日前に伝えられた。
Google のプロダクト担当VPのニック・フォックス氏は、ブログ記事で次のように述べた。
「アシスタントは今のところ8言語で利用可能ですが、年末までには30カ国以上で利用可能になる予定で、世界中の対応Androidスマホ端末の95パーセントで利用可能になるでしょう」
最近追加された言語にはヒンディー語がある。ロシア語のサポートも準備中だ。
ユーザーが二カ国語以上でも操作できる多言語サポートも今年の後半には導入される予定で、まずは英語、フランス語、ドイツ語で開始するとのこと。
多言語サポートは、たとえば自宅で複数の言語を使っていたり、快適なコマンドを発する際に複数の言語を使いたいユーザーなどにとって重宝されることは間違いないだろう。同時に、ユーザーに多言語操作機能を提供することは、世界中の様々な地域ごとの人々の自然な話し方を理解して、それに最適なボイスコンピューティングサービスをつくる方法をGoogleが理解する上でも役立つものだ。
また、数週間以内に利用可能になる機能に、一つのコマンドで複数のタスクを完了させることができる Routines がある。これは、昨年秋に初めて発表された機能で、Routines を使えばユーザーは、たとえば明かりをつける、リマインダーを読み上げる、音楽を再生するといった複数のことをできるようになる。「Hey Google, I’m home」といったコマンドで始めれば、通勤中、帰宅中、自宅に到着といったシーンごとに合わせたRoutinesにGoogle アシスタントが反応できるようになる。
Googleアシスタント Routines が出る前には、My Day というカレンダーの読み上げ、交通情報レポート、最新のニュースを伝えるものがGoogleアシスタントの唯一のマルチアクション機能だった。
Amazonは、マルチタスクの機能を昨年秋に導入している。
(本記事は抄訳になります。)
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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