中国でコーヒーチェーン運営のCoffee Box(連珈琲)、シリーズBで34億円相当を追加調達——Lucking(瑞幸咖啡)に続く、新たなスタバ挑戦者

by TechNode TechNode on 2019.5.2

Image credit: Coffee Box(連珈琲)

中国のコーヒーチェーンスタートアップ Coffee Box(連珈琲)は4月24日、2億600万人民元(約34.1億円)を調達したと発表した。Coffee Box は、中国のコーヒー市場でシェアを獲ろうとする、新たな Starbucks(星巴克)への地元チャレンジャーだ。

TechNode(動点科技)に寄せられた同社の発表によれば、投資に参加したのは、Wang Jiang(王江)氏と Zhng Xiaogao(張曉高)氏の創業者2人と、中国のベンチャーキャピタル Gaorong Capital(高榕資本)と Qiming Venture Partners(啟明創投)など。今回のフォローオン出資は、これら2つの VC が1億5,800万人民元(約26.2億円)を出資した、1年前のシリーズ B+ ラウンドに続くものだ。

2014年に設立された上海拠点の Coffee Box(連珈琲)は、Starbucks や Costa(悅達咖世家)などコーヒーチェーンブランドからのオンデマンドでコーヒーをデリバリするサービスで事業を開始。一年後には自らのブランドを開発する形に転向し、オフィスビルの近隣に店舗を設け、ユーザが WeChat(微信)で注文でき、30分以内に飲み物を受け取れるサービスを始めた。

2018年末には、中国全土に400店舗(内部的には「駅」と表現している)を構えるまでに成長した。競合の Lucking Coffee(瑞幸咖啡)のように、ブランドイメージの向上でコーヒー愛飲家を獲得しようとしており、2018年中に中国の大都市にテイクアウト店舗を50軒開設すると計画していた。

しかし、激しい競争に遭い拡大計画は失速したようだ。中国メディアによれば、リアル店舗の約40%は2月下旬に閉店したと伝えられている。メディアの China.com.cn(中国財経)は業界関係者の言葉を引用して、次のように報道している。

小売店ビジネスはた多額の資金を必要であり、デリバリに特化していた Coffee Box は店舗管理やコスト管理が得意ではない。

TechNode は4月25日にコメントを求めたが、Coffee Box からの回答は得られていない。

コーヒービジネスは、中国の O2O(オンライン・トゥー・オフライン)市場で、直近の投資ターゲットの一つである。4月22日、北京拠点の Luckin Coffee はシリーズ B+ ラウンドで、アメリカの投資会社 BlackRock など世界中の投資家から1億5,000万米ドルを調達した。これより少し後、同社が NASDAQ に上場し最大で3億米ドルを調達する申請を出した、と Bloomberg が報じていた。

アメリカのコーヒー大手 Starbucks は20年前に中国市場へ参入したが、複数の中国国内プレーヤーからの挑戦に直面している。Starbucks は中国国内に3,600以上の店舗を有しているが、創業から2年目の Luckin Coffee は、上場申請の内容によると2,370店舗(3月末現在)を有しているという。Luckin Coffee は今年中に店舗数を4,500軒にまで伸ばすことを目指している。

【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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