米国No.1のオンデマンドフード配達サービスへーーDoorDashが新たに6億ドルの資金調達を実施、バリュエーションは126億ドルへ

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ピックアップDoorDash Is Now Worth $12.6 Billion After New $600 Million Investment

ニュースサマリー:フードデリバリー事業を展開するDoorDashは23日、シリーズGラウンドにて6億ドルの資金調達を実施したと発表した。リード投資家はニューヨークのヘッジファンドDarsana Capital Partnersが務める。今回のラウンドにて同社のバリュエーションは126億ドルとなった。

同社は独自のアルゴリズムでオンライン注文した食事を届ける配達員「Dasher」とレストラン、顧客をマッチングするスタートアップ。近年では、Walmartと提携するなど食品配達以外の分野への進出を積極的に始めているのが特徴だ。

話題のポイント:DoorDashは今年2月に、シリーズFにて4億ドルを調達した際にはWalmartとの提携にフォーカスし同社の成長理由を探りました。

<参考記事>

創業5年で1500億円調達したデリバリー「DoorDash」ーー爆伸びの背景にあるWalmartとの提携を紐解く

さて、DoorDashのライバル企業といえばUberが提供するUber EatsやGrubHubが挙げられます。一見すると、Uberが業界にてシェア率を独占しているような印象を受けますが、Fortuneが公開したデータによれば、2019年1月の段階ではDoorDashが最もマーケットシェアを確保しているという結果を示しています

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Fortune

上図ではDoorDashが全体の約27.6%、GrubHubが26.7%、UberEatsが25.2%といった結果を示しています。また、2社が年々シェア率を下げてきているのに対しDoorDashは着実に成長を遂げています。

これはやはり、同社が積極的に食品以外のマーケットリーダーとパートナシップを結んでいることが大きな要因なのではないでしょうか。

既述のように、2018年より同社はWalmartと提携を結び日用品の即時配達を開始しています。これは言い換えれば、全米において「Dasher」が活動出きる幅が一気に広がったことにも繋がっています。

加えて今年5月に同社は、「Days Inn」などの宿泊施設を運営するWyndham Hotels and Resortsとの提携を発表。宿泊者は、DoorDashを利用することで配送料無料にて、フードデリバリーを使用することが可能となりました。

日用品デリバリーをWalmartと共に、一気に拡大したことで絶対的なユーザー数・ユーザーへの認知度が向上したのはまぎれもない事実です。日ごろから利用してもらうことで、ユーザーのロイヤリティー度合いをアップグレードさせ、必要に応じてフードデリバリーを利用してもらう。この関係性を保つことで、同社は拡大を続けているのでしょう。