インドで爆伸びする零細向ローン「Lendingkart」ーー5年で累計調達額が1.7億ドル(180億円)に

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2019-06-20 19.55.52

ピックアップLendingkart raises Rs 80Cr debt funding led by Alteria Capital

ニュースサマリー:インド発の零細事業者向けオンライン・レンディングを提供する「Lendingkart」は6月17日、Alteria Capitalから約1100万ドルをデット調達した。

Lendingkartはインド国内の中小企業、零細個人事業者に対して少額のローンを提供するサービス。データによる与信分析で適切な顧客に適切な額のローンを貸し出す。

同社は、比較的小さな規模の資金提供をできるだけ多く提供する。草の根からインド経済を下支えすることを目指しており、今回の調達もそのサービスの拡大を一層推し進めるためのものだ。オフィスはアフマダーバード、バンガロール、ムンバイの3つにしか構えていないが、サービス自体はすでにインド全土に及んでいる。

話題のポイント:サービス開始からわずか5年の歳月しか経過していないにも関わらず、今回を含め計1億6700万ドル(約180億円)ほどの資金の調達に成功し、インドの零細事業者へのさらなるサービス拡大に邁進する同社は、近々ユニコーン企業になるのではないかと推測されています。

Inc42というインドのテック・スタートアップの最新情報を配信するウェブメディアによる「30 Indian Soonicorns That Have The Potential To Be Unicorns By 2020(2020年までにユニコーン化する可能性をもつインドのスタートアップ」という記事にて、Lendingkartがそのポテンシャルをもつ企業の一つとして紹介されています。

その証拠に、Lendingkartはこれまで1300以上の町で、4万を超える零細事業者に対し、5万件以上の貸し出しを行っている実績があります。

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credit : https://www.lendingkart.com/

以前筆者は、インドで展開するLendingkartと同様のデジタルレンディングサービス「Kinara Capital」の記事を配信しています。

<参考記事>
急成長するインドのデジタルレンディング市場、金融包摂「Kinara Capital」が1400万ドルを調達

現在のインド市場は、急激な経済成長やデジタル化を遂げているにも関わらず、銀行や消費者金融など、日本では当たり前のオフラインでのローンサービスが、増え続ける人口や起業機会の数をカバーできていないという現状に陥っています。

そのため、LendingkartやKinara Capitalなどのような、オンラインで簡単にローンを実行・返済可能なサービスは非常に人気を白しており、いくつかユニコーン企業も輩出しています。したがって、Lendingkartが近い将来ユニコーン化するというのは、非常に現実的な推測だと考えられるのではないでしょうか。

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