インドを独占するペイメント・ゲートウェイRazpayが7500万ドルを調達ーーレンディングにも参入

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ピックアップBengaluru-Based Fintech Startup Razorpay To Raise About $100 Mn

ニュースサマリー:6月18、インドのペイメント及びレンディングスタートアップ「Razopay」はシリーズCラウンドにて、Y-CombinatorやSequoia Capital、Tiger Global Management、Rabbit Capitalから7500万ドルを調達した。今回の調達を境に、同社の累計調達額は1億ドルに到達し、企業価値は約4億5000万ドルにまで達した。

Razopayは2014年に決済のゲートウェイを提供するスタートアップとして登場し、その利便性から多くの事業者による導入が進み、一躍インドのペイメント・ゲートウェイとして独占的地位を築いた。

同サービスの特徴は、即時決済や導入の簡単さなどに加え、モバイルペイメントアプリ・銀行引き落とし・クレジットカード・デビットカードなど100種類以上のペイメント方式に対応可能という利便性を有している点だ。

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話題のポイント:同社は2017年に「Razopay2.0」と題した大々的なリブランディングを実施し、ペイメント・ゲートウェイだけでなく、B2Bペイメント・サブスクリプション・分割支払い・請求書発行・決済リンクなど、多角的な決済サービスの提供を開始しました。そして2018年後半にはレンディング市場に参入し、零細事業者向けの運転資金ローンの提供を始めています。

今回の調達は上記のリブランディング「Razopay2.0」やレンディング市場参入がうまくいき、さらにサービスが軌道に乗ってきたということを表しているのではないでしょうか。

これまで本誌ではインドのレンディング市場が拡大しており、数々のスタートアップが巨額の資金を調達していることをお伝えしています。

<参考記事>

インドで爆伸びする零細向ローン「Lendingkart」ーー5年で累計調達額が1.7億ドル(180億円)に

急成長するインドのデジタルレンディング市場、金融包摂「Kinara Capital」が1400万ドルを調達

同様に決済領域の発展も目まぐるしく、Inc42の記事によれば、市場規模は2023年までに$1Trillion(100兆円)に到達するという試算もあるそうです。

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