
ゲーム実況サービス「Mirrativ」を提供するミラティブは8月29日、登録ユーザー数(IDベース)が900万人を突破したことを公表している。このユーザー数に占める配信者の数は160万人で、まもなく1000万人に到達する。サービス公開から4年での達成となった。
Mirrativはスマートフォンひとつでゲームの実況中継ができるサービス。2015年8月にAndroidでサービスを開始し、2017年9月からiOSに対応。2018年8月には、Mirrativのアプリ内でアバターを使った配信機能「エモモ」の提供を開始するなど、順調に機能を拡張してきた。
また配信する側にもギフトを使った収益化の仕組みを提供するなどサービスを拡張しており、南海キャンディーズ・山里亮太さんのようなタレントやYouTuber、プロゲーマーなど配信者の範囲も拡大している。結果、視聴者と配信者が双方向で往来できる相互性の高いコミュニティに成長した。
実況の素材となるゲームタイトルについても、Mirrativを利用してユーザー同士の実況コミュニケーションを追加することで効果が現れているという。Mirrativの利用ができる10タイトルを対象に調査したところ、複数のタイトルで利用7日目のリテンション・レート(継続率)が3倍ほどに伸びた事例もある。配信しているジャンルで最も多いのはRPGとなっている。
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