ミラティブ、韓国にエモモ投入ーーゲームポット植田氏が事業責任者に就任、グローバル展開本格化へ

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写真左から:Mirrativ英語版、日本語版、韓国語版。日本語インターフェスのみエモモアイコンが表示

ニュースサマリ:スマホゲームの実況アプリ「Mirrativ」を開発・運営するミラティブは2月18日、ゲームポット創業者、植田修平氏の韓国事業責任者就任を公表した。グローバル展開の本格開始とあわせたもので、韓国でもゲーム実況サービスに加えてアバター機能「エモモ」が利用できるようになる。

植田氏は2001年にオンラインゲームを手がけるゲームポットを創業し、2007年からは日本オンラインゲーム協会の共同代表理事を務めた人物。ゲームポット社は2013年にGMOインターネットグループ入りをしている。2019年2月からミラティブに正式参画し、韓国事業を推進することとなった。

韓国でのサービス展開は以前から開始しており、そのユーザー動向の状況をふまえてグローバル展開最初の国に選ばれた。アバター機能のエモモは近日中に公開される。

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写真右:韓国事業の責任者に就任した植田修平氏

話題のポイント:大型調達を果たしたミラティブの海外展開が始まりました。冒頭のスクリーンショットの通りミラティブ自体は多言語対応が完了しているのですが、アバター機能「エモモ」や、キャンペーンなどのコンテンツは英語環境では提供されていません。その点、韓国語の環境は日本語のそれに近く、エモモが追加されればほぼ同じ状況になるようです。

同社にも確認しましたが、テスト自体はゲーム実況だけでなく、エモモの方も実施しているそうで、両方の反響をふまえてここをグローバル展開最初の地に選んだそうです。植田さんは正式参画は2月ですが、この件で昨年から動いていたというお話でした。シンプルにここの数字がどのような伸びになるのか、情報が届いたらまたお伝えしたいと思います。

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