ブロックチェーン活用のB2B向け越境決済ネットワーク「Clear」運営、シリーズAラウンドで通信大手らから1,300万米ドルを調達

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Clear Blockchain Technologies のチームメンバー
Image credit: Clear Blockchain Technologies

シンガポール拠点のスタートアップ Clear Blockchain Technologies は、ブロックチェーン技術を使った越境 B2B 取引向け決済システム「Clear」を提供している。同社は、アメリカ Fidelity のベンチャー部門 Eight Roads からシリーズ A ラウンドで1,300万米ドルの資金を調達した。Coindesk の報道によれば、このラウンドには、Telefonica、Deutsche Telekom、Hong Kong Telecom(HKT)、Singtel が参加した。

Clear は、調達した資金を使ってチームと通信事業を拡大すると述べている。また、金融サービスやエネルギー部門など、他の業界での連携の可能性についても模索する。

Clear は、ブロックチェーン技術により、2018年に150兆米ドルに達する複雑なグローバルビジネスにおいて、B2B 取引の摩擦を軽減しようとしている。Clear 共同創業者の Eran Haggiag 氏によれば、そのような摩擦によって、銀行などの中間業者が徴収する手数料は年間1,400億米ドルを超えるという。

Clear のスポークスパーソンは、次のように語った。

企業がこれらの支払処理、契約管理、毎月のデータと請求書の確認などを支援するソフトウェアの導入と管理には、こういった手数料の数倍のコストがかかり、毎年世界中で数兆ドルが費やされている。

同社は、こう行った摩擦を引き起こすプロセスをすべてカットできる相互運用可能な技術スタックを使って、データ管理・支払・決済を自動化、取引手数料と人為ミスを削減し、越境で即時決済を提供できると述べた。

Clear はスマートコントラクトレイヤーも提供するため、毎月、月末まで待つことなくリアルタイムで誤りを見つけられる競合解決プロセスを実行できるのが特徴。リーチを広げ、できるだけ多くの企業に Clear を使ってもらうことを目指し、複数のブロックチェーンプロトコルをサポートおよび運用できるよう設計されている。

Clear は当初、通信業界に特化し、2018年以降は複数のモバイルやネットワークプロバイダ間での取引を促進した。同社は、幅広い業界と連携する計画があると述べた。

5G ネットワ​​ーク機能の展開により新しい製品やサービスを作成するには、Clear との連携が重要になる可能性がある。(中略)

企業は現在、その事業境界を押し広げ、製品とビジネスモデルのイノベーションと市場投入までの期間を短縮することができる。(HKT Group マネージングディレクター の Susanna Hui 氏)

【via e27】 @e27co

【原文】

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