シンガポールのブロックチェーン特化アクセラレータTRIBE、エンゲージメントプラットフォームの「OpenNodes」を今年末にローンチへ

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7月〜8月にかけて開催された TRIBE Accelerator のグローバルデモツアーの様子。
シンガポール、上海、ソウル、サンフランシスコで開催された。
Image credit: TRIBE Accelerator

シンガポールに本拠を置くブロックチェーン専門アクセラレータ TRIBE Accelerator は、同国の情報通信メディア開発庁(IMDA)が支援するウェブベースのエンゲージメントプラットフォーム「OpenNodes」をローンチすると発表した。

TRIBE Accelerator は、「政府機関、企業、ブロックチェーン企業を1つのオンラインプラットフォームに統合し、ブロックチェーンコミュニティ内においてイノベーションとコラボレーションを促進させるため、OpenNodes を構築した」と述べた。

同プラットフォームを利用することで、幅広いレベルの専門知識を持つ企業や個人がエコシステムに参加することが可能となる。

メイン機能として、シンガポールのブロックチェーンエコシステムに存在するさまざまなステークホルダーのディレクトリリスティングある。スタートアップはこのディレクトリで業界向けのワーキンググループを形成でき、モビリティやヘルスケアなどさまざまな分野でブロックチェーンの活用方法についてディスカッションすることができるようになる。

それに加え、ベルリン、香港、ニューヨーク、サンフランシスコ、ソウル、上海、ツークなどのグローバルなブロックチェーンコミュニティとつながることも可能だ。

また、OpenNodes は異業種のリーダーが率いる魅力的なディスカッションが行われるだけでなく、企業がブロックチェーン技術の見識を深めるのに役立つ教育コンテンツもプラットフォーム上で提供される予定だ。

その他、優秀な人材を採用担当者と結びつける求人情報も設けられる。

OpenNodes が公式にローンチされるのは、今年末になる見込み。

ブロックチェーンの有望な世界

ブロックチェーンは企業の開拓および業務プロセスの透明性や安全性を高める数多くのチャンスを提供する技術である。しかし、連携不足や主流化を妨げるブロックチェーン業界の透明性の低さもあって、依然課題を残したままだ。

IMDA でテクノロジーインフラグループのアシスタントチーフエグゼクティブを務める Philip Heah 氏は、次のように強調した。

現在の市場にはユースケースに特化したブロックチェーンソリューションがまだ多く存在する。

エコシステムに参加すれば、関係者に大きな価値をもたらしてくれるのがこのソリューションなのです。このプラットフォームはブロックチェーンエコシステムの主要なステークホルダーをより密接に結び付け、大規模導入に向けた取り組みをさらに強化します。

IMDA の他に、OpenNodes は20社を超える組織から支援を受けている。詳細は以下の通り。

OpenNodes を支援する各社・機関など
Image credit: TRIBE Accelerator
  • 政府機関………IMDA、Enterprise Singapore、Government Technology Agency(GovTech)、シンガポール金融庁(MAS)、シンガポール国立研究財団(NRF)、SGInnovate
  • グローバル企業………AXA、BMW Group Asia、EY、Fung Group Explorium、Nielsen、PwC、Temasek
  • テクノロジーおよびブロックチェーン企業………ConsenSys、Digix、Ethereum Foundation、IBM、Intel、R3、VeChain、Zilliqa

TRIBE Accelerator は今年の3月27日に公式ローンチした。同アクセラレータはアーリーステージに特化したシンガポール VC の TRIVE Ventures の一部である。

TRIBE Ventures は政府機関である Enterprise Singapore から支援を受けており、BMW、Intel、Nielsen、PwC Singapore’s Venture Hub などと企業提携を結んでいる。

【via e27】 @E27co

【原文】

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