シンガポールを本拠とし、認知データインテリジェンスに特化した AI スタートアップの 6Estates は、インドネシアの GDP Venture がリードするシリーズ B ラウンドをクローズした。Central Capital Ventura という傘下の VC 部門を通じて、インドネシアの民間銀行 BCA(Bank Central Asia)もこのラウンドに参加した。 この資金調達により、同社…
シンガポールを本拠とし、認知データインテリジェンスに特化した AI スタートアップの 6Estates は、インドネシアの GDP Venture がリードするシリーズ B ラウンドをクローズした。Central Capital Ventura という傘下の VC 部門を通じて、インドネシアの民間銀行 BCA(Bank Central Asia)もこのラウンドに参加した。
2014年に設立された 6Estates は、シンガポール国立大学(NUS)と中国の清華大学により設立された共同研究センター「NExT」からスピンアウトした AI 駆動のインテリジェンス企業だ。異なるデジタルプラットフォーム上で拡大するデータがもたらす現実世界の課題を解決することを目的として AI サイエンティストと技術系起業家により設立された。6Estates は認知データインテリジェンスに特化して最新の AI 技術を開発している。その範囲は自然言語処理、説明可能な神経ネットワーク、ナレッジグラフに及び、市場インテリジェンスと金融インテリジェンスに特化した形でリアルタイムかつ行動可能なインサイトを企業に提供することでよりスマートな意思決定を可能にしている。
同社のソリューションは現在、消費財業界向けの市場インテリジェンスと金融サービス業界向けの金融インテリジェンスが中心となっている。こうした認知データインテリジェンスが最新鋭の AI 技術の上に構築されている。自然言語処理、説明可能な神経ネットワーク、ナレッジグラフを組み合わせることにより、スマートな意思決定ができるよう企業に対し因果分析や行動可能インサイトを提供している。