
Apple Watch Series 6には、COVID-19のひどい症状の測定に役立つ血液酸素センサーが新たに搭載された。Appleは本日開催されたイベントで、Apple Watchの最上位機種として400ドルの新モデルを公表した。
陽性と診断されたがまだ病院に行く準備ができていない人や、医師に「症状が悪化するまで家で安静にするように」と言われている人にとっては大切なことかもしれない。
私は以前からApple Watchを使っていて心拍数を計測している。また、Brainworksが提供するアプリ「Medio Smart Health」も使っている。このアプリにはCOVID-19のリスクを測定する機能がついていて、カメラを使って肌の変化を検出してくれるのだ。
喉の痛みや鼻水、嗅覚の低下などを問診票に記入する。COVID-19の症状を検知するために欠けている要素は体温で、これは自分で計る必要がある。一方、Apple Watch Series 6でMedio Smart Healthアプリを使えば、COVID-19に関連した症状を自動的に追跡することができるようになる。BrainworksとApple Watchの組み合わせで、感染のリスクが高い人を検査に促すことができるようになるかもしれない。
Apple Watchは血中酸素飽和度とパルスオキシメトリを測定するそうだ。血液中の酸素を測定する方法は他にもあり、Fitbitのウォッチ「Sp02」をはじめとする他のウォッチも含まれている。しかし、Appleのデバイスは、健康に特化したデバイスよりも幅広い市場にリーチすることができる。
Apple自身はCOVID-19の検出に使えるとは言及していない。一方、パンデミック関連の研究については利用の可能性を伝えていた。また、AppleはCOVID-19のリスクを教えてくれないが、Brainworksは示そうとしている。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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