
シード期のソフトウェア系スタートアップに特化したファンド MIRAISE は28日、「MIRAISE TREND 2021」と題した今年のスタートアップトレンド予測を公開した。トレンドは6つの項目で構成され、従来からよく耳にするトピックから、コロナ禍で生まれた新語まで多岐にわたる。
これらのトレンドは、MIRAISE の CEO 岩田真一氏と CTO 布田隆介氏が、昨年出会ったスタートアップや海外のソフトウェアスタートアップの事例をもとに議論して選んだもの。MIRAISE の特徴でもある「ソフトウェア技術×スタートアップ」という軸で絞り込んだという。
これらのトレンドは MIRAISE の投資スコープにも同期しており、その一例として、項目の1つである「Virtual HQ(仮想オフィス)」の分野では、昨年12月に oVice(旧社名 Nimaru Technology)が実施した1億円のラウンドに MIRAISE が出資参加していた。oVice は昨年、Open Network Lab の第21期に採択された。
MIRAISE はこれまでに30社に投資を実行している。今週には、MIRAISE の投資先である NeuralX 代表取締役の仲田真輝氏が、MITテクノロジーレビュー主催の「Innovators Under 35 Japan 2020」に選ばれた。NeuralX はロサンゼルスを拠点に、オンラインフィットネスデータととスマート家電による食事データを相互連携した健康プラットフォームを開発している。
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待