世界のスタートアップ投資、2021年上半期に2,880億ドル(31.7兆円)を記録

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ピックアップ:Global Venture Funding Hits All-Time High In First Half Of 2021, With $288B Invested

スタートアップ・ベンチャーキャピタルの調査データベース「CrunchBase」は独自の集計として2021年上半期のスタートアップ投資状況を報告している。レポートによると投資額は総額で2,880億ドル(約31.5兆円)で、前年同時期の1,100億ドルを大きく更新することとなった。投資数ではTigar Global Managementが144社、Insight Partnersが109社、Andreessen Horowitzが106社と存在感を示している。

評価額で10億ドル(約1100億円)規模になった未公開企業、通称ユニコーンの数は全体で879社(記事執筆時点では915社)に上り、2020年通期で161社が生まれたのに対して、2021年は上半期だけで250社がリスト入りしていることからも、投資動向が大きく拡大していることがわかる。これらの評価額は総計すると3兆ドルに近づいており、今回、ユニコーンリスト入りした250社は780億ドルの調達(投資後の総企業評価額は4190億ドル)に成功している。これら250社のユニコーンの内、半数は米国で中国、カナダ、インド、ドイツがそれに続く。

2021年上半期には410社がNASDAQに上場し、SPAC上場がこれを牽引した。2021年上半期のグローバルM&Aは過去最高の2.82兆ドルを突破している。