データで地場運送会社に力を与えるSaaS「アセンド・ロジ」運営、プレシリーズAで1.4億円を調達

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ascend の皆さん。前列左から3番目が代表取締役の日下端貴氏、その右隣が CPO 森居康晃氏、後列中央が CTO 丹羽健氏
Image credit: ascend

運送管理SaaS「アセンド・ロジ」を開発・運営する ascend は20日、プレシリーズ A ラウンドで1.4億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、BEENEXT の ALL STAR SAAS FUND、サムライインキュベート、名前非開示の物流不動産会社1社。これは、同社にとって、今年3月に実施したシードラウンド(サムライインキュベートなどから5,500万円を調達。デットを含む。)に続くものだ。また、調達とあわせ、グラファー出身の丹羽健氏を CTO に迎えることも明らかになった。

ascend は、運行管理業務のデジタル化を通じて、運送案件のデータ化を促し、経営改革に資するインサイトを提供する BI-SaaS 「アセンド・ロジ」 を開発。一般貨物の地場運送会社の運行管理者にダッシュボードを提供することで、配車表や各種帳票の作成などでデータを二重入力する手間を排除する。また、配送業務の実態を見える化によって、運送会社のペインである荷主との価格交渉力の向上、価格設定スキルの向上、商流情報・物流情報などの充実を支援する。

Incubate Camp 14th でピッチする日下端貴氏
Image credit: Masaru Ikeda

ascend の創業者で代表取締役の日下端貴氏は、前職のシンクタンクで物流・ロジスティクスや SCM(サプライチェーン・マネージメント)の改善業務などに従事。その経験から運送や物流が抱える本質的な課題を認識するようになったという。物流 DX(デジタルトランスフォーメーション)が叫ばれる中、デジタル化で業務改善を展望するソリューションが増えているのと対照的に、ascend では業界が持つ構造課題を解決すべく、データを使って運送会社が抱える最も大きなペインに取り組むことにした。

ascend は、今月行われた Incubate Camp 14th にも参加していた。同社では今回調達した資金を使って、エンジニアやビジネス開発担当者の採用を強化する。

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