CAMPFIRE、飲食店開業の必要な支援をワンパッケージで提供——JCB、カクヤス、GMOあおぞらネット銀行らと

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本稿はKDDIが運営するサイト「MUGENLABO Magazine」掲載された記事からの転載

クラウドファンディングプラットフォームを展開する CAMPFIRE は、事業会社8社と協力し飲食店開業支援プロジェクトを展開する。資金調達ができても経営が困難になる事例を見てきた経験から、専任アドバイザーがつき、開業の準備段階から支援をするために融資・不動産・開業コンサルなどを専門とする会社と連携して、飲食店オーナーの開業を支援する。事業計画、融資申請、開業手続、設備導入のほか、CAMPFIRE ののべ支援者650万人(2021年12月現在)を通じ、集客を目的とした PR やファンづくりができる。

このプロジェクトでは、以下の企業が協力または協業することが明らかになっている。

  • CAMPFIRE …… 開業前PR・資金調達
  • テンポスフードプレイス …… 厨房機器・内装
  • カクヤス …… 酒類・食品等の仕入れに関するサポート
  • ジェーシービー …… 会計処理業務の効率化に向けた法人カードの提供
  • GMOあおぞらネット銀行 …… 銀行口座の開設
  • マネーコミュニケーションズおよびGardia …… 飲食店運営で発生する様々なリスクの保証サービスの提供

このほか、料理・メニュー開発、IT インフラ、マーケティングに関するサービスも提供しており、今後は、店舗物件探しなどのサービスも提供予定。開業に必要なサービスを、透明性を高めてインフラとしてのトータルサポートを提供することで、開業のハードルおよび廃業率を下げることを目指す。同社では、2020年2月〜2021年9月に実施した「新型コロナウイルスサポートプログラム」では飲食業界のプロジェクトが4割以上を占めるなどしたため、特に飲食店開業を支援するプロジェクトを立ち上げたという。

本取り組みでは、「自分のお店を持ちたいけれど、何から始めたらいいかわからない」という方に対し、飲食店開業において必要な各分野の知見やソリューションを包括的に提供します。これまで CAMPFIRE ではクラウドファンディングを通じた資金調達や PR 部分のみの一過性の支援となっていましたが、これから各企業様と連携し、「飲食店開業」の夢を応援できることを心から嬉しく思っております。(CAMPFIRE 事業部 セールス・アライアンスチーム 飲食領域担当 小池胡桃氏)

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