2021年、日本で最も資金調達をリードしたのはどのVC? インフォグラフィック「日本リードVCレーダー」【ゲスト寄稿】

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mark-bivens_portrait本稿は、フランス・パリを拠点に世界各地のスタートアップへの投資を行っているベンチャー・キャピタリスト Mark Bivens 氏によるものだ。彼は、日本で Shizen Capital(旧 Tachi.ai Ventures)のマネージングディレクターを務める。本稿は Bivens 氏の許諾を得て翻訳転載した。英語によるオリジナル原稿は、BRIDGE 英語版に掲載している。(過去の寄稿

This guest post is authored by Mark Bivens. Mark is a Paris- / Tokyo-based venture capitalist. He is the Managing Partner of Shizen Capital (formerly known as Tachi.ai Ventures) in Japan. The original English article is available here on Bridge English edition.


先月、日本での新規投資案件数に関するインフォグラフィックを公表したが、ベンチャーに投資する海外投資家からは、日本での投資が活発な独立系  VC ファンドが一目で分かると大変好評だった。また、国内でも、多くのスタートアップ創業者が、日本の VC セクターの不透明さを感じているようで、このインフォグラフィックが透明性を高めると賞賛してくれた。

そこで、このようなフィードバックを踏まえ、私達はもう一歩踏み込んで、日本で最もアクティブなリード VC ファンドについても調査することにした。

まず、リード VC の定義とは?

簡単に言えば、スタートアップのリード VC は、スタートアップの資金調達ラウンドにコミットした最初のベンチャーキャピタルファンドのことである。リード VC は、投資ラウンドを組み立て、タームシートで投資条件と評価額を確定させ、取引完了までのスケジュールを設定する。欧米の市場では、リード VC がそのラウンドで最大額の投資を行うことが多いが、必ずしもそうとは限らない。また、これは日本ではあまり一般的ではない。

日本リード VC レーダー

そこで、2021年における日本の独立系 VC ファンドによる国内スタートアップへのリード投資件数を反映させたのが、下図の「2021版 日本リード VC レーダー」である。今後の記事で、なぜこれが日本のベンチャーエコシステムが成長するにあたり重要なツールであると考えるのか、詳しく説明したいと思う。質問やアップデート等があれば、気軽に連絡してほしい

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