スポーツテックスタートアップのユーフォリアは25日、シリーズ C ラウンドで7億円を調達したことを明らかにした。このラウンドに参加したのは、慶應イノベーション・イニシアティブ、アトラエ(東証:6194)、MTG Ventures、イノベーション・エンジン、コクヨ(東証:7984)、りそなキャピタル、KDDI Open Innovation Fund(KOIF、GP:グローバル・ブレイン、LP:KDDI)。ユーフォリアにとっては、2019年12月のシリーズ B ラウンドに続くものとなる。アトラエと KOIF はフォローオンでの出資。
ユーフォリアは、アスリートのコンディション管理、ケガ予防のためのSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を開発・提供している。アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を可視化するツールとして支持を得ているという。日本代表をはじめとする国内外の71競技のスポーツチーム(プロ・アマ・学生含む)約1,700チームに導入されている。
ユーフォリアでは今回調達した資金を使って、ONE TAP SPORTS のアマチュアスポーツや学生スポーツへの拡大、ヘルスケア・フィットネス領域を中心としたものづくり企業の商品開発・マーケティング支援事業の拡大、ユーフォリアスポーツ科学研究所を通じ、専門家や研究者とのコラボによる ONE TAP SPORTSの機能開発やものづくり企業の商品開発・マーケティング支援のための研究、スポーツ科学普及のための研究を加速させる。
今回新たに加わった投資家のうち、資本業務提携を締結したコクヨとは、ユーフォリアがスポーツ界で培ったノウハウを生かし、ビジネスパーソンのウェルビーイング向上に貢献する法人向けサービス開発を開始するとしている。
via PR TIMES
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