
Image credit:DNX Ventures
DNX Ventures は12日、4号ファンド、3号アネックスファンドの⼀次組成と、シードファンドの組成を完了したと発表した。3つを合わせた組成額は現時点で260億円に上り、最終的に400億円規模を目指す。これらは、これまでの3号ファンドまでとは異なり、投資先にアメリカ企業を含まず、⽇本のスタートアップ(⼀部アジア地域を含む)への投資に特化したファンドとなる。
DNX Ventures のこれまでの AUM(運用資産残高)は約590億円。今回発表されたファンド群の資金規模が最終的に400億円に達すれば、AUM は大台の1,000億円に届きそうな勢いだ。また DNX Ventures は、昨年から運用を開始しているシードファンドに続き、すでに4号ファンド、3号アネックスファンドからスタートアップへの投資を実⾏していることも明かした。
シードファンドからはオンライン賃貸サイトの airdoor、サプライチェーンリスク管理サービスを提供する Resilire など14社。4号ファンドからは不動産業界のBtoB向け情報プラットホーム「RESTAR」、ロボティクスと自動化でリテール業界のDXを行う ROMS など3社。3号アネックスファンドからはクラウド型の建築・建設プロジェクト管理サービスを提供する アンドパッド、法人向け決済サービスを提供する UPSIDER など3社がある。
投資領域は引き続きSaaSを中⼼とするB2BをターゲットとしてクラウドSaaS、フィンテック、ディープテック、サスティナビリティ等の領域へ投資を行う予定だ。
via PR TIMES
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