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フィンテックのスーパーアプリ「Toss(토스)」を運営する韓国の Viva Republica(비바 리퍼블리카)が、Tonic Private Equity がリードしたシリーズ G ラウンドで4億500万米ドルを調達したと、TechCrunch が報じた。

Viva Republica の評価額は9兆1,000億ウォン(約9,360億円)となり、2021年6月に4億1,000万米ドルを調達した後の評価額8兆5,000億ウォン(当時のレートで約8,350億円)から増加した。
CEO イ・スンガン(이승건)氏は、2015年に Viva Repuublica を創業した。当初は送金アプリとしてスタートしたユニコーンである同社は現在、株式取引、投資、保険、P2P 融資、信用スコアリング、BNPL(後払い)サービスなどを提供している。同社は、今年8月時点で、Toss の韓国での登録ユーザ数は2,400万人としている。
新たに調達した資金は、「Toss Bank」やリテール投資アプリ「Toss 証券」など、同社が提供するサービスの開発に投資される予定で、いずれも来年までに黒字化を目指している。
ブルームバーグは以前、同社が2025年までの IPO を視野に入れていると報じていた。
東南アジアでは、Toss は2019年にベトナムに進出している、イ氏は TechCrunch に対し、同社が将来的に東南アジアで株式投資を行う可能性があると述べている。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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