シリコンバレーと東京に拠点を置くベンチャーキャピタル DNX Ventures と同志社大学は、2023年4月から同志社大学の全学共通教養教育科目として DNX Ventures による寄付講座「アントレプレナーシップ論」を開講する。日本の大学生の起業意欲が低い現状を改善し、スタートアップエコシステムの活性化を目指す DNX Ventures と、起業家輩出を目指す同志社大学の狙いが一致し、実現に至った。

本科目「アントレプレナーシップ論」では、DNX Ventures  の専門性を持つ複数名のベンチャーキャピタリストと、既に活躍している起業家を講師として招聘し、起業の意義や方法論について紹介する。招待起業家には Sansan（東証：4443）の寺田親弘氏やマネーフォワード（東証：3994）の辻庸介氏などが含まれる。

DNX Ventures は、同志社大学生向けの寄付講座を通じて、学生たちの起業意欲を喚起し、スタートアップエコシステムの活性化に貢献することを目指す。同志社大学も、本科目を起業意識を高める機会や学生の力を発揮できる場を整備し、先行き不透明な時代を乗り越える力を涵養するための取り組みを行う。

日本の大学生の起業意欲が低い現状については、世界各国の大学生に行われた調査（Global Student Entrepreneurship 2021: Insights From 58 Countries）により、日本が58か国中最下位であることが示されている。この寄付講座を通じて、DNX Ventures と同志社大学は日本の起業意欲向上に取り組む。

via PR TIMES     Summarized by ChatGPT