AI特化型VCのDEEPCORE、2号ファンドを117億円でクローズ——起業準備者向けコミュニティ「KERNEL Plus」を新設

SHARE:
「DEEPCORE HONGO」
Image credit: Masaru Ikeda

AI 特化型 VCの DEEPCORE は31日、2号ファンドとなる「DEEPCORE TOKYO 2号」を117億円でファイナルクローズしたことを明らかにした。2号ファンドに参画した投資家は、ソフトバンクグループ、ソフトバンク(東証:9434)、SMBC 日興証券、みずほ銀行、Mistletoe Venture Partners、芙蓉総合リース(東証:8424)、SBI グループ、三菱 UFJ 銀行、三井住友信託銀行、みずほリース、QTnet、ADS Capital。主に、シード・アーリーステージのジェネレーティブ AI やロボティクス分野のスタートアップに投資を行う。

60億円規模の DEEPCORE の1号ファンドは2018年に組成され、最終的に61社に投資が実行された。2号ファンドは2021年に組成が開始され、当初目標は100億円規模だったが、最終的にはそれを1割以上オーバーサブスクライブした形だ。2号ファンドからはすでに39社に投資が実行され、投資先には、ジェネレーティブ AI の Omneky、ローコード+ジェネレーティブ AI の Jitera、建築系 AI の DataLabs、農業用 AI の Degas、医療用 AI の iSurgery、ロボット系 AI の Closer などが含まれる。

DEEPCORE は VC であると同時に、インキュベーション環境を提供する AI 技術者・研究者・起業家のためのコミュニティ「KERNEL」を運営している。また、DEEPCORE は30日、起業準備者向けの会員区分「KERNEL Plus」を新設することを発表した。KERNEL Plus の会員は、東京・本郷のインキュベーション施設「KERNEL HONGO」や AWS のコンピューティング資源を利用できるほか、起業や資金調達に向けた DEEPCORE のサポートを受けることができるとしている。

via PR TIMESPR TIMES    Summarized by ChatGPT

BRIDGE Members

BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。
  • 会員限定記事・毎月3本
  • コミュニティDiscord招待
無料メンバー登録