コロナ禍から復活で流通総額は10倍以上に、スマホ結婚式場探し「トキハナ」運営が1.9億円調達

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スマホを使った結婚式場探しのパーソナルサポート「トキハナ」を運営するリクシィは、シリーズAラウンドにて約1億9,000万円の資金調達を発表した。リード投資家は朝日メディアラボベンチャーズで、アスカネットとユナイテッドが同ラウンドに参加している。調達資金は、「トキハナ」のプロダクト強化や全国展開、マーケティング投資に活用される。

「トキハナ」は、結婚式場探しをスマホで簡単にできるオンラインマッチングサービス。従来、結婚式場選びは式場側によるパッケージングされた企画をそのまま利用することが多く、選択できる衣装や企画などの自由度や価格の妥当性などについては制限が多かった。そこでトキハナではウェディングプランナー経験者による無料のパーソナルサポートを実施し、LINEやZOOMなどで結婚式に関する相談を受け付けることで、式を挙げるカップルに適した式場選びを提供している。

最低価格保証や持ち込み自由などの特別な条件に対応できる式場を紹介し、料金体系は式場が決定した際の成果報酬型でサポートしてくれるウェディングプランナーは45名在籍している。

コロナ禍においては結婚式場でのキャンセル問題が表面化し、カップルがより透明性高く、安心して式を挙げられる方法が求められる様になった。こういった背景もあり、トキハナを通じて成約する結婚式の月間の流通総額(GMV)は約5億円に到達し、2020年のサービス開始以降、参画する式場は400箇所、累計流通総額は60億円を突破している。リクシィは、この資金調達を通じて結婚式場で進まなかったデジタル化(DX)を推進し、トキハナを全国区のサービスに拡大させる予定。

via PR TIMES

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