
Image credit: Terrace Mile
農業に特化した経営分析クラウド「RightARM」を開発・提供するテラスマイルは13日、直近のラウンドで3.3億円を調達したと明らかにした。ラウンドステージは不明。このラウンドに参加したのは、ヤンマーベンチャーズ、イチネンホールディングス(東証:9619)、Future Food Fund(オイシックス・ラ・大地による運営)、誠和、グローブアドバイザーズベンチャーズ、ラック(東証:3857)、佐銀キャピタル&コンサルティング。これはテラスマイルにとって、2021年3月に実施した7,850万円の調達に続くものだ。
テラスマイルは、宮崎を拠点に農業に特化した経営分析クラウド RightARM を開発している。農業生産者がさらに稼ぐことができるデータ基盤の構築を目指し、農業経営の見える化や AI を使った出荷予測サービスを提供している。RightARM は農業経営に関する情報を自動的に収集・整理し、データに基づく経営指針を得ることができる。さらに、「RightARM for EX(2022年リリース)」を通じて、農業関連のデータ共有が可能になり、デジタルトランスフォーメーションを推進している。
テラスマイルでは今回の調達を受けて、GHG SCOPE3に対応したシステム基盤の開発、国内作物別栽培マニュアルのデジタル化、RightARM の認知度向上と普及展開の強化を行う。RightARM は既に30の地域で実証・導入され、農業の利益最大化に貢献しているという。今後は、全国47都道府県への導入を急速に実現させるために、ソリューションの提供とワークショップの実施など、さまざまな取り組みを行っていく予定だ。
via PR TIMES Summarized by ChatGPT
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