電動マイクロモビリティ「Luup」、デットやアセットファイナンスで36億円を調達——累積調達額は127億円に

SHARE:
Image credit: Luup

電動キックボードや電動アシスト自転車など、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP(ループ)」を展開する Luup は7日、デットファイナンスとアセットファイナンス(自社が保有している資産を元手に資金調達すること)で約36億円の資金調達を実施したと発表した。

この調達に参加した金融機関は、三井住友銀行、三井住友信託銀行、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、りそな銀行、京都銀行(東証:5844)、リコーリース、三井住友ファイナンス&リース、クレディセゾン(東証:8253)、三井住友トラスト・パナソニックファイナンス、JA 三井リース、NEC キャピタルソリューション。

調達した資金のうち、25億円は三井住友銀行をアレンジャーとするシンジケートローンによるものだ。これは、4月に明らかにしたデットやリースを含めた45億円の調達に続くもので、今回の調達を受け、エクイティに加え、リースやデットやアセットファイナンスを合わせた累積調達額は約127億円に達した。

同社では今回調達した資金を活用し、ポートの新設や車両の増台、交通ルール啓発などの安全対策の強化、増加する需要に対応した事業拡大を加速させる。

Luup は電動・小型・一人乗りのマイクロモビリティシェアリングサービスを通じた新たな交通インフラの構築を目指してサービスを拡大してきた。これまで自治体や関係省庁、ユーザとの協議しながら事業を進めており、今後もさらに車両数やポート数、展開エリアの拡大を進めていくとしている。

via PR TIMES

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する