不動産価格AI査定のすむたす、13億円をシリーズC調達——名阪に拠点開設、オンライン完結型売却&仲介開始

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すむたすの皆さん
Image credit: Sumutasu

不動産スタートアップのすむたすは27日、シリーズ C ラウンドで13億円を調達したと発表した。このラウンドは、Coral Capital がリードし、モバイル・インターネットキャピタル(MIP)、農林中金イノベーションファンド(農林中金とグローバル・ブレインが運営)、環境エネルギー投資が参加した。

これは、すむたすにとって、2022年5月に明らかにしたシリーズ B ラウンドに続くものだ。Coral Capital、MIP、農林中金イノベーションファンドは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回の調達を受けて、すむたすの累積調達額はデットを含め30億円を超えた。すむたすでは調達した資金を使って、人材募集を強化する

すむたすは2018年1月、これまでの数々の不動産関連事業に携わってきた角高広氏らにより設立。不動産価格をほぼ自動的に査定できる独自アルゴリズムを開発したことにより、通常は申込から数週間から数ヶ月以上かかる不動産の買取を、最短2日間で可能にするサービス「すむたす売却(旧称 すむたす買取)」を提供している。査定依頼の累計額は5,400億円、累計件数は25,000件を超えた。

同社はこれまで首都圏を中心にサービスを提供してきたが、今後、関西・東海エリアに進出を本格化させるため、大阪と名古屋に拠点を開設する。また、価格査定、相談、室内確認、重要事項説明・売買契約、司法書士面談・決済まで、一連のプロセスを全てオンラインで完結できるサービスを開始した。さらに、直接買取に加え、仲介サービス(買取保証付き)も開始した。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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