マダミスアプリ「ウズ」運営のSallyがプレシリーズA調達、累積調達額は2.4億円に

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「UZU」
Image credit: Sally

マーダーミステリー(マダミス)に特化したアプリ「ウズ」を運営する Sally は11日、プレシリーズ A ラウンドで資金調達を実施したと発表した。このラウンド単体での調達額は明らかにされていない。今回の調達を受けて、これまでの累積調達額は2.4億円に達した。

シリーズ  A ラウンドに参加したのは、GENDA Capital、i-nest capital、三菱 UFJ キャピタル、松竹ベンチャーズ、ABC ドリームファンド、G-STARTUP ファンド、Samurai Incubate、UT 創業者の会ファンド、90s(今回は代表のパートナー国本帆高氏個人による出資)。

Samurai Incubate、UT 創業者の会ファンド、90s は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。今回調達した資金は、ウズのプラットフォーム強化、オフライン展開の拡大、IP(知的財産)化の推進に活用される予定だ。

具体的には、ウズのプラットフォーム強化においては、クリエイター支援の拡充や質の高いコンテンツへの投資、さらに中国・韓国を中心とした海外展開の加速を図る。オフライン展開では、専門店の運営や施設・場所との連携強化に注力する。また、IP 化の推進では、オリジナルマダミスを原作とした IP の創出を目指す。

マダミスとは、参加者が物語の登場人物として体験するエンターテインメントの一種で、「物語のある人狼ゲーム」とも呼ばれている。中国では2025年に約9,900億円規模の市場に成長すると予測されており、日本でも専門店の開店や大手企業の参入が相次ぐなど、急速に注目を集めている。

同社のアプリは、マダミスに特化したゲームの体験・投稿プラットフォームだ。累計プレイ回数が100万回を突破し、ユーザあたりの平均通話時間は週6.8時間に達するなど、高い人気を誇っている。

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via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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