「よりそうお葬式」運営が12.2億円をシリーズE延長調達、累積調達額は75億円に

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Image credit: Yoriso

よりそうお葬式」をはじめとしたサービスを提供するよりそうは8日、シリーズ E のエクステンションラウンドで12.2億円を調達したと発表した。

このラウンドにはみずほキャピタル、Cygames Capital(CYG Fund)、横浜キャピタル(Yokohama Next ファンド)が参加した。また、調達額には FIRST DOMINO からの転換社債型新株予約権付社債(コンバーチブルノート)による調達も含まれる。今回の調達を受けて、よりそうの累積調達額は約75億円に達した。

これは同社にとって、2022年1月に実施したシリーズ E ラウンドに続くものだ。みずほキャピタルは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

また、よりそうは2024年5月31日付けで、ユーザベース執行役員 CFO の千葉大輔氏が社外取締役に、W TOKYO 常勤監査役の牧田真由美氏が社外監査役に就任したことも合わせて発表した。

よりそうはこれまで、価格の不透明性や情報格差が課題だった葬儀・供養業界において、パッケージ型プランおよび IT 活用を特長とした「よりそうお葬式」「よりそうお坊さん便」などを提供し、喪主やご遺族の不安解消に取り組んできた。

よりそうお葬式は、価格の透明性と利用者の安心を重視し、全国一律料金での提供を行うパッケージ型葬儀サービス。提携葬儀社の未稼働時間を利用することで、手頃な価格を実現する。

よりそうお坊さん便は、菩提寺がない方が簡単に僧侶を手配できることを目的とした僧侶手配サービス。法事・法要、葬儀読経、戒名授与など、各宗派に対応しており、全国一律の料金体系で提供されている。

リリースによると、現在、よりそうお葬式の提携斎場数は5,500か所以上、よりそうお坊さん便の提携僧侶数は1,500名以上と、年々増加傾向にあるという。

同社は、2023年7月には「お墓さがし」を事業譲受、2023年8月には葬儀社向けクラウドサービス「よりそうクラウド」をリリースし、終活・葬式・供養・相続まで包括的に提供する「ライフエンディング・プラットフォーム」構想の強化と葬儀業界全体の DX 化に注力している。

via Yoriso    Summarized by ChatGPT

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