「The Sauna」創業者がサウナ付きトレーラーハウスを20拠点に展開へ、アースボートがHIRAC FUNDらから2.5億円を調達

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「Earthboat」

サウナ付きトレーラーハウス「Earthboat」を展開するアースボートは6日、直近のラウンドで2.5億円を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドは HIRAC FUND がリードし、地域金融機関らが参加した。具体的にどの金融機関が参加したかは明らかになっていないが、HIRAC FUND に LP として参加する金融機関の一部のようだ。

同社は2023年4月、シードラウンドで NOT A HOTEL などから6,500万円を調達しており、今回の調達はそれに続くものだ。今回の調達を受け同社は、2025年中に20拠点の開業を目指し、関東圏を中心に拠点を拡大していく予定だとしている。

アースボートは、吉原ゴウ氏により2022年に創業。吉原氏はかつてウェブ制作会社の LIG を経営し、サウナ施設として名高い長野・野尻湖畔「The Sauna」を運営する LAMP の創業者としても知られる人物だ。

Earthboat は、自然の中で快適に過ごすことを目的としたトレーラーハウス型の宿泊施設で、利用者に新しい形のアウトドアレジャーを提案している。快適なキャンプ体験を提供するために設計されており、トレーラーハウス内にはベッドルーム、キッチン、トイレ、シャワー、さらにはサウナが完備されている。

現在、Earthboat は長野県を中心に5拠点を展開されている。今後は都心から片道2時間以内でアクセス可能な関東圏エリアに焦点を当て、神奈川、千葉、埼玉、群馬、長野県南部で複数のプロジェクトを進行させる方針だ。同社は、使われていない土地や既存施設の未利用地を持つオーナーと協力し、土地環境や地域資源に適した最適な拠点を構築することを目指している。

Earthboat Nojiriko は、2023年1月に長野県野尻湖の LAMP 敷地内で稼働を開始し、年間80%以上の高稼働率を達成した。これに続き、2024年4月には長野県信濃町に Earthboat Village Kurohime(黒姫)を開業し、夏には長野県の戸隠、白馬、群馬県の北軽井沢での開業が予定されている

さらに、同社は関東圏での拡大を見据え、平野部に最適化された新型モデル「Earthboat 2」を展開する予定だ。この新モデルは、初期モデル「Earthboat 1」と比べてより軽量で設置場所を選ばず、大自然の中でも快適に過ごせるシェルターとして機能する。建築素材には国産杉材の CLT(繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料)を使用し、断熱性と蓄熱性に優れた快適な住空間を提供するとしている。

via PR TIMES      Summarized by ChatGPT

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