保育・教育業界のデジタル化推進、カタグルマがデット含め1.7億円をプレシリーズA調達

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「KatagrMa」

保育・教育業界向け HR テックを展開するカタグルマは2日、プレシリーズ A ラウンドで1億7,200万円の調達したと発表した。今回の資金調達には、Archetype Ventures、ユナイテッド、モバイル・インターネットキャピタル、Gazelle Capital が参加した。

金額には、デットが含まれる。これは同社にとって2021年9月に明らかにしたシードラウンドに続くものだ。この調達により、同社の累積調達額は2億1,800万円に達した。

カタグルマは2021年に1月に設立され、保育・教育・療育業界の施設運営や組織・人材における課題解決を目指すバーティカル SaaS 「KatagrMa(カタグルマ)」を開発・提供している。前回の資金調達ラウンドから、MRRが9.5倍、ユーザ数が9.8倍に成長したとしている。

同社では今回調達した資金を使って、新規プロダクトの開発や既存プロダクトの機能強化のためのエンジニア体制の強化、マーケティング・セールス体制の強化による新規ユーザ増加や対象領域の拡大、カスタマーサクセス体制の強化による既存ユーザフォローの充実とロイヤリティの向上を図る予定だ。

保育・教育業界では、女性の就業率向上などを背景に施設需要が急増する一方で、人材不足やサービスの質の低下が問題となっている。さらに、2024年度からの「保育士配置基準の厳格化」や2026年度からの「こども誰でも通園制度」の開始により、人材不足がさらに深刻化すると予想されている。カタグルマは、これらの課題に対応するソリューションを提供することで、業界環境の改善に貢献することを目指す。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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