政府によるネットの遮断の恐怖、ジンバブエで対抗組織がVPN利用を呼びかけ

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boys in school uniform sitting on window frame of an unfinished classroom
Photo by Git Stephen Gitau on Pexels.com

ピックアップ: VPNs are now a part of life for Zimbabweans trying to get around a government internet shutdown

ニュースサマリー:ジンバブエ政府によるインターネットの遮断措置が始まった。今回の背景には、燃料費や日用品価格の高騰・不足に伴う暴動がある。1月19日にQuartzが報じている。

話題のポイント:ジンバブエ国民はSNSなどインターネットを通じ、政府に対するプロテスト活動の呼びかけをしていましたが、WhatsAppやFacebookそしてYouTubeなどが政府によってアクセス拒否を受けているそうです。。(18日にはTwitterへのアクセスが可能となってます)コミュニケーション手段を奪うことによる暴動の鎮静化が目的らしいです。

ジンバブエ国内ではVPNを活用しインターネットアクセス権を奪還する動きが強まっています。非政府組織団体であるMISAZimbabweはTwitterにて、VPNの使い方に関するインストラクションを国民に向けてツイートしてます。次の通り。

VPNと言えば中国のグレートファイアーウォール通過が有名ですが、今回の出来事を通じてジンバブエでのVPNを利用したインターネットの “民主化”が知識レベルで拡大する可能性がありそうですね。

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