オフィスに野菜や果物を届ける「OFFICE DE YASAI」、マヨネーズ大手のキユーピーから約5,000万円を調達

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2014.11.20

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(左から)株式会社KOMPEITO CEO 川岸亮造氏、キユーピー株式会社常務取締役 兵藤透氏(サラダ・惣菜事業担当)

オンデマンド・デリバリ・サービスを提供するスタートアップに、大企業とのオープン・イノベーション提携の波の到来だ。オフィス向けに旬の野菜や果物を届けるサービス「OFFICE DE YASAI(オフィス・デ・ヤサイ)」を提供する KOMPEITO は今日、マヨネーズ大手のキユーピーとの資本・事業提携を発表した。資金調達額は約5,000万円。

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「OFFICE DE YASAI」は2014年4月に正式ローンチ、東京都内中心部のオフィスを中心に小型の冷蔵庫を設置。週に一度(現状では毎週月曜日)、KOMPEITO のスタッフが手軽に食べられる野菜パックを装填する。オフィスの従業員は勤務時間の合間など、小腹が空いたときに、100円か200円で野菜パックを購入することができ、代金は冷蔵庫付設のコインボックスに入れるしくみだ。去る9月には、京都の惣菜メーカーであるオノウエとも提携、野菜や果物に加えて、ランチのおかずに適当なおばんざいも提供メニューに加えられた

今回の提携を受けて、KOMPEITO はサービス提供エリアを2015年春の段階で国内1,000拠点、2015年末までに国内2,000拠点に拡大する予定だ。また、生産者のチャネル拡大、素材の調達、商品開発などの点でキユーピーの協力を得る。キユーピーにとっては、KOMPEITO との提携により、これまでの小売流通チャネルに無い、新しい販路の拡大を目指せるメリットがある。

同社は今年、経済産業省の「新事業創出のための目利き・支援人材育成等事業」に採択され1,000万円の助成金を獲得しているほか、レシピサイトのクックパッドからハンズオン支援も受けている。7月には、インキュベイトファンドからも資金調達している

消費者と農家の直接の対話を作り出すという点では、先ごろ、Founder Institute Tokyo の第1回バッチから輩出された Farmly などにも見られるように、既存の農作物流通をディスラプトする、スタートアップらしい目のつけどころと言えるだろう。

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