カップル専用アプリ「Couples」がリリース8ヶ月後に150万ダウンロードを突破、全国でTVCMを放映

Yukari Mitsuhashi by Yukari Mitsuhashi on 2015.2.9

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カップル専用アプリの「Couples」(カップルズ)が、リリースから8ヶ月が経った今年1月末に150万ダウンロードを突破しました。またこれを機に、本日から全国(沖縄など一部エリアを除く)でTVCMの放映を開始します。

大量の通知に彼氏・彼女からの連絡が埋もれてしまう不満を解消

2014年8月、Couplesを開発する「エウレカ」に取材した際には、そのデータドリブンなサービス開発手法を垣間みることができました。そもそも同社がCouplesを開発するに至った背景は、既にリリースし、登録会員数190万人を誇るオンラインデイティングサービス「pairs」(ペアーズ)の存在があります。いい相手を見つけるとサービスを卒業してしまうカップルに対して、2人のコミュニケーションの場として構想したのがCouplesでした。

2014年5月17日にリリースされ、その半年後の10月末には100万ダウンロードを記録。最も厚いユーザー層は中高生を中心とする22歳までの若者で、全体の約60%を占めています。スマホを当たり前のように使いこなすこの世代ならでは不満が、鳴り止まないLINEなどの通知に彼氏や彼女からの連絡が埋もれてしまうこと。そんな不満を解消し、大切な人と特別な空間を育めるCouplesが広く受け入れられています。

Couplesには「アルバム」「カレンダー」「ふたりのQ&A」「トーク」といった機能があり、メッセージや写真、未来の予定などを共有することでカップルの絆が深まるよう設計されています。Couples上の累計トーク件数は7億件を超え、カップル間で共有された写真の枚数は約3,500万枚に上ります。写真や予定、トークなどをお気に入り登録すれば相手との思い出を振り返ることもでき、一度使い出すと手離せないアプリになっているのです。

Twitter×読者モデルで「カップル専用アプリ=Couples」の認知拡大

Couples-tweetsエウレカの代表取締役の赤坂優さんは、他のクローズドSNSを引き離す成長要因は「カップル専用アプリ=Couples」という先行認知獲得にあると分析します。「2人だけ」を意識したデザインや、カップル向けの人気スタンプなどに加えて、リリース初期より渋谷・原宿で人気の読者モデルを起用したプロモーションを展開。流行に敏感な10代の若者を中心に認知が拡大していきました。

具体的には、例えば、10万人以上のフォロワーを抱える10代の身近なカリスマモデルが実際の恋人とアプリを使う様子をツイート。その投稿をTwitterADを利用してターゲットに再配信。この仕組みによって、カップル専用アプリが流行っていることをTwitter上で広め、「カップル専用アプリといえばCouples」という風潮をつくりあげることに成功したのだと言います。

まだ社会人になる前の若者達にとって、恋人との幸せな日常をオープンにすることへの抵抗は低いようです。近い世代をターゲットに見据える10秒動画コミュニティ「MixChannel」にも、同様の若者ならではの発信傾向が見られます。日本国内でスマートフォンを所有する10~30代のカップル人口の推定は約1000万人。カップル向けアプリのダウンロード数は約300万ダウンロードに留まるため、今後は残りの70%の市場に働きかけて行きます。

No.1カップル専用アプリの地位確立を加速するTVCM

Couplesが今日から放映するのが、「申し込み篇(30秒)」、「Q&A篇(15秒)」、「アルバム篇(15秒)」の3種同時公開のTVCMです。また、Web限定版の「ふたりの思い出篇」も。CouplesのアルバムやQ&Aといった機能をベースにしたストーリーが展開で、なかなか胸キュンな内容に仕上がっている模様。どんな反響が集まるのか楽しみです。

直近では、月間4億ページビューを活かした広告事業の展開を今年5月に予定。また、「カップルに喜んでもらえること」をコンセプトに、外部企業と積極的にアライアンスし、BtoBを主軸としたビジネス展開も検討しています。

「今年2015年内に、No.1カップル専用アプリとして圧倒的な地位を確立させていきます。LINEが友人やグループ間のコミュニケーションに必須であるように、Couplesをカップル間に不可欠なインフラツールに育てていきたいです」

その他の動画もCouplesのYouTubeチャンネルでご覧ください。

Yukari Mitsuhashi

Yukari Mitsuhashi

三橋ゆか里。東京在住のTechライター。フリーランスになる前は、日本のスタートアップ数社にて勤務。彼女のブログ「Techdoll.jp」は、海外のスタートアップを日本市場に紹介している。映画「ソーシャル・ネットワーク」の日本語字幕と吹替を監修。Twitter アカウント @yukari77

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