駐車場シェアリングサービスのakippa、飲食店と提携し飲食店の従業員向けに駐車場を提供

Eguchi Shintaro by Eguchi Shintaro on 2015.7.27

akippa

駐車場のシェアリングサービス「akippa」を運営するakippa社の新たな一手は、企業向けへの展開だ。これまで個人向けに空いてるスペースの駐車の需要に応えるサービスを行ってきたが、このたび「丸亀製麺」などのチェーン店を運営するトリドールと提携し、飲食店に対して駐車場スペースの提供を始めた。

例えば、人気飲食店などであれば、繁忙日にお客の乗用車で駐車場があふれることもあり、時に駐車場に停めれないお客が入店する機会を逸してしまう。本来サービスを提供するべきユーザのために場所を数台でも確保すれば、その分売り上げが向上したりユーザの離脱を防ぐこともできる。しかし、そこで働く従業員のための駐車場も確保しなければならず、特に地方や車を利用するユーザが多いエリアでは駐車場問題が課題となっている。

そこで、飲食店などの近隣にあるakippaに登録している駐車場を斡旋し、利用してもらうことでその課題を解決するという。今回でいえば、トリドールとの契約によって約400店舗の近くにある駐車場を、優先的に利用することができる。利用料金も、通常の個人向けと同じく1日500円から1000円という値段設定だ。

「ロードサイド店などは、従業員さんも車で出勤されます。しかし、忙しい時間帯にお客さんが駐車場に貼れないことで売り上げに影響することある。そこでakippaで従業員さん用の駐車場を数百店舗で準備しました。akippaは、基本的には個人向けがメインですが、法人店舗周辺の駐車場も確保していく予定で営業をしています」(akippa代表取締役 金谷元気氏)

駐車場をもつスペースオーナーにとっても、駐車場の利用率が上がれば売り上げも上がる。さらに、そのスペースを利用する相手が近隣の飲食店など企業であれば安心な気持ちにもなれるだろう。

個人向け法人向け双方ともに、空いてるスペースを通じたマッチングということで、さまざまな需要がそこには存在する。すでに全国各地で4万7千台分以上ものスペースを管理しているakippa。空きスペースの活用方法は、まだまだ可能性を秘めている。

Eguchi Shintaro

Eguchi Shintaro

ヒト、コト、モノをつなぐ編集者。ビジネスからデザイン、法律関係など分野を横断して動いています。THE BRIDGEでは、地方の起業家の取材や、ベンチャーに関わる法案や行政の動きなどを追いかけています。

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