自分の子供たちが第二言語としてプログラミングを学ぶべき理由

Takeshi Hirano by Takeshi Hirano on 2016.3.21

VB Insightは、VentureBeatが提供するマーケティングテクノロジーに特化した企業向け有償レポートです。日本語版は、サンフランシスコのクリエティブ・エージェンシーbtraxが提供しています。詳しくはこちらから。

<ピックアップ> Why my kids will learn to code as a second language

Randy Redbergさんはオンラインテックコミュニティ「Experts Exchange」のマネージングメンバーを務める2児のパパです。彼がVentureBeatへゲスト寄稿した「Why my kids will learn to code as a second language(自分の子供たちが第二言語としてプログラミングを学ぶ理由)」をご紹介。

プログラミングを一つのスキルとして習得することはもはや常識になりつつありますが、母国語や英語、その他言語と同じようなレベルで習得すべきという彼の主張がなんというか、すごく自然に感じられたんですよね。

私自身も20代中盤と、かなり遅くなってからですが、HTMLやCSSなどの簡単なソースを弄れるようになって仕事の幅が随分広がりましたし、言葉についても30歳まで全く話すことなんてできなかった英語が少しだけ使えるようになって、想像できる範囲が変わりました。

で、プログラミング言語を「言語として」学習する意義についてRedbergさんが整理している三つのポイントがよかったです。

  • コードを学ぶことで、それに関連した問題解決方法のスキルやロジカルシンキングといった力がついてくる。基本的なプログラミングを学ぶことで、複雑な問題やそれらを解決するソリューションを見つける際、独特の視点を与えてくれる。
  • 人類の学問として、言語としてのコードを教えることは、これらの価値を高め、教育の主流に入れ込むことができる。コンピューター授業という狭い場所から飛び出て、ただ単にその授業を受けているコンピューターサイエンスの学生だけでなく、あらゆる人たちにその恩恵を提供することができる。
  • コーディングのダイナミクスを理解した人は間違いなく大きな仕事のスキルのアドバンテージを手にすることになる。

特に二つ目のコンピューターサイエンスの特別な授業で覚えるんじゃなくて、国語とか英語とかの一般教養として扱うべき、というのはもしかしたら近い将来起こりそうな出来事です。周囲を見渡しても本当にエンジニア職の不足は常に叫ばれ続けてますし、何かの授業ではなく、仕事をする上での当然のスキルとして身につけておくべき時代はまさにもう来てるわけですから。

あと、最初のコードを覚えることで考える力がつく、というのも大いに頷く部分です。何かサービスを考える際、全体の設計を考えず、いきなりコードを書き始めるということはあまりありません。デザインやビジネスなど別のパートを担当する人たちとコミュニケーションも必要ですし、当然、同じくコードを書いてくれる人たちとの分担も発生します。

プログラミングには多くのフレームワークが存在しており、こういったチームワークなどのコミュニケーション設計にも役立つ情報や思考方法が自然と身につくことになります。私自身はコードを書くというより、どちらかというと彼らと仕様を考える上でどういう思考方法なのか理解するためにコードを学んだ経験があります。

生半可に知ったことで逆に上手くいかなかったこともありましたが、それでもやはり彼らの言葉を理解することはこれまでの仕事人生において大きなプラスであったのは間違いありません。子供にコードを教える場合は、プログラミングスキルそのものももちろんん重要ですが、こういう思想や設計について理解を促すのもいいかなと感じております。

via VentureBeat

Takeshi Hirano

Takeshi Hirano

ブロガー。TechCrunch Japan、CNET JAPANなどでテクノロジー系スタートアップの取材を続け、2010年にスタートアップ・デイティング(現THE BRIDGE)を共同創業。1977年生。(株)THE BRIDGE代表取締役

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