〝芋づる式ウェブブラウザ〟の「Smooz(スムーズ)」がメジャーアップデート、iPadや3Dタッチ起動に対応

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2016.12.22

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今年9月にローンチし、1日でのダウンロード件数6,000件で話題を読んだ iOS 向けモバイルウェブブラウザの「Smooz(スムーズ)」が22日、バージョン1.1.0にメジャーアップデート、これまでの iPhone のみならず、iPad にも対応した。〝芋づる式ウェブブラウザ〟の異名を持つ Smooz は、「考え抜かれたタブ操作」、人工知能を活用した「検索単語予測」、「スマートブックマーク」が特徴で、ユーザが能動的に情報を検索したり入力したりしなくても、求める情報や興味を持ちそうなコンテンツにユーザを誘導してくれるプロダクトだ。今回のアップデートでは、iPad 対応に加え、タブ管理画面上でタブの並び替えができる機能、3D タッチ対応機種(iPhone 6s 以降で、画面を押す強さによって異なる操作を行うことができる)で、アクションを指定した状態での Smooz が起動できる機能なども追加された。

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タブの管理画面(左)と 3D タッチによるクイック起動(右)

Smooz は、ユーザの声を迅速にアプリの機能修正や改善に反映することで評価を高めており、先ごろ、iTunes AppStore では「AppStore Best of 2016」にも選ばれている。アプリ内でのチャットによるサポートに加え、アプリから開発者への直通電話の機能を用意し、9月26日のローンチからの約3ヶ月で10回以上のマイナーアップデートを実施している。その結果ユーザエンゲージメントも高まり、ユーザ毎の1日の起動数はローンチ当初の2.8回から6.9回に、ユーザ毎の1日のウェブページ閲覧数は27ページから98ページへと飛躍的な伸びを記録した。現時点でのアプリのダウンロード件数は公表されていないが、ローンチ後の件数推移から推測すると、数万件程度に上るとみられる。

Smooz を開発する Astool は、以前は楽天で Viber のプロダクトマネジメントに従事し、これまでにテニスプレーヤー向けの AppleWatch アプリ「TennisCore」の作者として紹介した加藤雄一氏が設立したスタートアップだ。同社は2016年2月に創業し、8月には Skyland Ventures、エンジェル投資家でペロリ代表の中川綾太郎氏、ユーザローカル代表の伊藤将雄氏から、1億円のバリュエーションで総額1,500万円を資金調達している。OS ネイティブでないデスクトップブラウザであるにもかかわらず、FireFox が日本国内でシェア12%を獲得していることを念頭に、Smooz はモバイルブラウザにおけるシェア12%の獲得を目指したいとしている。

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