チャットボットのKik、独自暗号通貨「Kin」のトークンセールで約1億米ドルを調達

by Khari Johnson Khari Johnson on 2017.10.9

(上)暗号通貨 Kin ロゴ
Image Credit: Kik

チャットアプリの Kik は今日(原文掲載日:9月26日)、トークン配布イベントに参加した1万人以上から、約1億米ドルを調達したと発表した。Kik のスポークスマンが VentureBeat にメールで語ったところでは、同社が実際に調達した金額は9,880万米ドルで、そのうち4,200米ドルは9月12日から26日に実施されたトークンセールの、最初の48時間で調達されたそうだ。

残りの5,000万米ドルは8月下旬に実施された、トークンのプレセールで調達された。このプレセールには、Blockchain Capital、Pantera Capital、Polychain Capital など有名なブロックチェーン特化投資会社が参加している。調達金額は、Kin 財団が当初表明していた1兆 Kin トークン(1億2,500万米ドル相当)には届かなかった。

Kin 財団は、Kin Interactive が独自通貨の配布を目的に設立した組織だ。

Kin は ERC20 Ethereum をベースとする暗号通貨で、Kik チャットアプリおよびボットストアへの、デベロッパやユーザの参加を促すために5月に作られた。Kik のチャットアプリ上での主要通貨として使われる予定で、グループチャットのリーダーやボットのような自動サービスは、他ユーザとのエンゲージメントを作り出すことで、Kin の特典エンジンからもたらされる Kin の支払の恩恵を受けることになる。

Kik は暗号通貨を採用することで、Facebook Messenger や Telegram のような、PayPal やデビットカード支払などの決済手段を取り入れている競合メッセージアプリと差別化を図ろうとしている。

Kin 以降に発表された他のチャットアプリをベースとする暗号通貨には、ヘルスケアの Doc.ai による Neurons、匿名でアドバイスがもらえる Sensay による Sense などがある。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】