MacAppストアを席巻したソーシャルビデオ作成アプリ「MOSO」は映像を簡単にシェアできる

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MacAppストアが公開され、MacユーザーはiPhoneアプリのようにアプリケーションをダウンロード購入できるようになったのが今年の1月。2ヶ月ほどたったいま、徐々にではあるがその反響が聞こえるようになってきた。

ランキングに並ぶアプリはほぼ見たことのあるものばかりだが、その中にひとつ、国産でランクインしているアプリがある。「MOSO」だ。名前の由来はそのまま「妄想」。

先月23日にリリースされたこのアプリは動画を編集することのできるMacアプリで、競合になるのはiMovieなどなのだが、その編集方法は全く違うアプローチをとっている。通常、動画編集は難しいタイムラインや素材のクリップ操作で切ったり貼ったりするのだが、このMOSOは、登録した素材を「撮影」することで新しい映像を生み出すという方法をとっている。

実はこのアプリ、過去「Bang Me!(番組!)」という名前でリリースされたものの改良版で、私も一度紹介している。基本的なコンセプトや操作方法は変わらず、Twitterやfacebookなどのソーシャル連携機能を強化、作成したビデオをTwitVidなどの外部サイトに投稿できるようになっているのが大きな改良点だ。結果、MacAppストアの国内無料ランキングでは最高2位、その他の国でもトップ10以内にランクインされることとなった。

スマートフォンでの動画撮影が簡単に、さらに奇麗にできるようになりつつある今、生の映像そのままではなく、フィルタをかけたり、このMOSOのように軽く編集をかけてみんなとシェアするというのは確かに楽しい。Instagramの写真共有が大量に出てくる中、PathやSocialCamのような動画への流れもでつつある。要注目だ。

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