(訳注:元ニュースが配信されたのは5月3日ですが、アジア圏でのセキュリティ事情をお伝えするため翻訳しました)
ユーザーデーターを集めるビジネスには常に危険が伴う。今日(訳注:5月3日)のニュースによれば不当にユーザーの位置情報を収集した疑いで、韓国グーグルは韓国警察の捜査をうけた。
問題となったのはグーグルの携帯広告ネットワーク・AdMobで、韓国通信委員会の許可なく個人の位置情報を集めた疑いがあると警察当局の一人は述べている。
この事件は、ユーザー情報の不適切な処理に関する2つの大きな事件の熱が冷めやらぬうちに起こっている。Appleは先月、ユーザーの位置情報を収集していることが発覚し非難の的となった。またSonyはPlayStation Networkへ攻撃を受けたことで顧客機密情報を盗難されている。そしてさらにSony Online Entertainmentも不正侵入を受けたというニュースも報じられている。
Googleは過去にも、ストリートビュー(特にドイツにおける)などのサービスに対してや昨年のGoogle Buzzの公開の際などに、ユーザーのプライバシー問題に関して何度も取り組みを行っている。
Photo: artuji
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